ブラント夫妻の子どもたちがデザインし、ドライマギアシュピーレ(ドイツ)から2011年に発売されたゴーアウト系カードゲーム。2012年のドイツ年間キッズゲーム大賞推薦、ドイツキッズゲーム賞、アラカルトカードゲーム賞8位を獲得している。
1~5の数字で、前のカードより1つ大きいか小さいカードをプレイする。カードの絵柄によって、他の人より早くカードを叩く、山札から引く、同じ数字のカードを出す、カードをプレゼントするといったアクションがある。
このゲームの特徴は、上記のアクションのどさくさに紛れて何枚でも手札を捨てられるところ。床に落としてもいいし、服の中に隠してもよい。見張り番役のプレイヤーに見つからなければOK。パッケージにもなっている蛾のカードはこれでしか捨てられない。
誰かが手札をなくした時に、残った手札が失点となる。嘘を付く必要はなく、イカサマのテクニックを競うユニークなカードゲームだ。