ゴールデンボックス賞は、ボードゲーム制作者にフォーカスして優れた活動を讃える賞。ボードゲームデザイナー・イラストレーター・プロデューサー・ディレクター・翻訳者などの会員が専門家の目で推薦・選出する。昨年は作品賞に『まちがいさがし開発課』、ゲームデザイン賞に『OPEN(オープン)』、アート賞に『破宮の十重奏(デクテット)』、グラフィックデザイン賞に『キャット・イン・ザ・ボックス』、プロダクション賞に『ナッツアゴーゴー』、ルールブック賞に『ゴジラ』、特別賞に『スカウト』が選ばれている。
部門は、総合評価の作品賞、優れたゲームデザイン・デベロップメントのゲームデザイン賞、魅力的なイラストのアート賞、ロゴや演出などビジュアル全般のグラフィックデザイン賞、企画・ローカリゼーション・プロモーションなど製品化に関するプロダクション賞、翻訳やDTPなどのルールブック賞が用意されている。日本語版も対象にはなるが、昨年に引き続き、ノミネートは全て国内のものとなった。
今回の対象は昨年1年間に発売された作品で、年明けに会員が他薦し、会員の投票で各部門3タイトルずつに絞ってノミネートした。本日現在、会員による最終投票が行われており、今月末に各部門賞が発表される予定となっている。
作品賞
・『ゴーアウトガール』(ハレルヤロックボーイ)
・『スノープランナー/Snow planner』(14games)
・『ナナトリドリ』(株式会社アークライト)
ゲームデザイン賞
・『MOT COIN(モットコイン)』(mor!)
・『マイトロッコタウン』(Shun、AYA)
・『沈黙ノ艦長』(赤瀬よぐ)
アート賞
・『Swider(スワイダー)』(イワムラタクヤ)
・『ギブトレ』(OBOtto)
・『ナナトリドリ』(ことり寧子)
グラフィックデザイン賞
・『MUSH SMASH(マッシュスマッシュ)』(西原将矢)
・『ラフレシアン』(遠山美月、藤縄英佑)
・『六華』(高畑慧)
プロダクション賞
・『テープルゲームズ』(橋口貴志、神山剛)
・『ハーベスト』(郡山喜彦、岡野翔太)
・『六華』(橋本淳志、野澤邦仁)
ルールブック賞
・『ハーベスト』(郡山喜彦、岡野翔太、井上磨)
・『RATORO ラトーロ』(Sunny)
・『ラフレシアン』(堀和紀、藤縄英佑、遠山美月)