アスモデがパールゲームズを閉鎖、代表は独立を目指す考え

パールゲームズ(ベルギー)は30日、資本元のアスモデ社が3月末日でパールゲームズを閉鎖することを明らかにした。代表のS.ドゥジャルダン氏は独立を目指す考え。

パールゲームズは2010年に設立され、最初の作品『トロワ(Troyes)』でブレイク。その後も『トゥルネー』『銀杏都市』『ブリュッセル1893』『デウス』と注目作を発表してきた。2014年にアスモデ社が買収してからはグループ傘下の1スタジオとして制作に専念し、『ブラッディ・イン』『オーティス』『ソレニア』『ブラックエンジェル』『タイム・オブ・エンパイア』など良作をコンスタントに発表してきたが、『ロフォーテン』を最後にアスモデ社が閉鎖を決定した。

閉鎖の理由は明らかでないが、ドゥジャルダン氏によればアスモデ社の成長により、パールゲームズが編集スタジオとしてのポジションを確保できなくなったようだという。ドイツのボードゲームニュースサイト「ブレットシュピールニュース」は「13年間で11タイトルというのは少なすぎたのではないか」と推測している。

今後についてドゥジャルダン氏は、これまでのラインナップが残るようアスモデ社と協議しつつ、資金を集めて独立を目指し、開発中の作品を製品化したいという。

アスモデ傘下の最後の作品となった『ロフォーテン』の日本語版は、来月発売される

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