『ワードッチ』『ピッタンコはんはん』に続く「アークライトキャラメルシリーズ」第3弾。フランスの大賞作家A.ボザの協力のもと、カナイセイジ氏がデザインしたバトルロイヤル・シューティングをテーマにしたカードゲームだ。
各自は5枚の手札を持ち、4ラウンドの戦いで最後まで生き残ることを目指す。各ラウンドにはまずゲームメイカー(親)が1枚カードを出し、それを見て他のプレイヤーも全員同時に1枚出す。数字の小さい順に効果を発動していき、効果によって相手を脱落させたり、自分の身を守ったりしてから、ラウンドの勝者を決める。こうして4ラウンド目で勝者になったプレイヤーの勝利。
手軽な作品ながら、同じカードが被ると行動ができなくなるなど読み合いの要素や、カードの効果による即脱落の緊張感もあり、狙いが決まったときの爽快感も味わえる。名作『ラブレター』発売から10年を経たカナイセイジ氏による、「同時対戦型ラブレター」ともいえる作品だ。
内容物:カード 48枚、説明書 1枚(※カードサイズ:56×87mm)
クイックショット!(カナイセイジ / アークライト, 2022)
親が1枚オープンで出してから、全員が裏にして出して一斉公開。数字の低い順に特殊効果を使って、生き残った上で4回目に勝つことを目指す。一発で即死なんてしょっちゅうだが、どのカードが出るかで展開が変わるので延々遊んでいられる pic.twitter.com/Uz3yVWhG0r— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) September 23, 2022