オリジナルはホビーワールド(ロシア)から2020年に発売された作品。デザイナーはフランス人。お題をイラストで当ててもらうゲームだが、皆が見る前にいたずらっ子役が落書きしてしまう。はたして落書きされる前のスケッチが何だったのか?
アーティスト役のプレイヤーはついたての裏でお題カードに書かれた8つのお題を1つずつスケッチシートに描く。描いたものからいたずらっ子役のプレイヤーに渡し、その上に落書きする。こうして40秒以内に8つすべてのお題をスケッチと落書きを行った後、探偵(他のプレイヤー)が元々何が描かれていたかを当てる。
正解したら探偵とアーティストに得点、正解者がいない場合はいたずらっ子が得点が入る。すべてのプレイヤーがアーティストといたずらっ子を一回ずつ行ったらゲーム終了となり、得点が最も多いプレイヤーが勝利する。
元がわからなくなるようないたずら書きと、いたずら書きされても通じるような構図のせめぎあいは取り組みがいがあり、答え合わせでアハ体験が楽しめるパーティゲームだ。
内容物:お題カード 84枚、ついたて 2枚、鉛筆 2本、得点チップ 24個、スケッチシート1冊、ルールブック1枚
シャーロックとピカソ(Sherlock&Picasso / S.Lasjuilliarias / JELLY JELLY GAMES, 2022)
親が描いた絵にもう一人がいたずら書きしてもとの絵のお題を当てる。当てられなければいたずら書きした人が得点。親は40秒で8枚描くので、ちょっといたずら書きしただけで何だかわからなくなる pic.twitter.com/lajb2Vxuu1— Table Games in the World / ボードゲームニュース (@hourei) May 6, 2022