アスモデ、リベルーを買収

ボードゲーム出版社のアスモデ(フランス)は16日、リベルー社(Libellud、フランス)を買収したことを発表した。今後はアスモデグループ傘下の一スタジオとして人事を一新して制作を続けることになる。
リベルー社は2008年にゲームデザイナーのR.ボネッセらによって西フランスのポアティエで設立され、『ディクシット』『十二季節の魔法使い』『ルーニークエスト』『ミステリウム』などをリリース。フランス年間ゲーム大賞とドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『ディクシット』は昨年の時点で500万セット販売を達成している。
これまでもアスモデ社が同社のディストリビューションを担ってきたが、これからはアスモデグループが擁する19のスタジオのひとつとして制作を続けることになる。アスモデ傘下の主なスタジオは以下の通り。プラッドハット、ハイデルベルガー(ハイデルベア)、フィロソフィア(プランBゲームズ)のように、一度買収されたものの再独立するケースもある。
ファンタジーフライトゲームズ、デイズオブワンダー、スペースカウボーイズ、カタンスタジオ、ズィーマンゲームズ、イスタリ、ルックアウト、ルポ・プロデュクシオン、パールゲームズ
アスモデグループCEOのS.カーヴィユ氏はこの買収について「10年間にわたる実りあるコラボレーションの当然の帰結」とコメントし、歓迎の意を表している。
Tric Trac:Libellud pose ses ailes sur Asmodee (ou l’inverse)

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