フダコマゲームズがゲームマーケット2018大阪で発表した『くだサル』をリメイク。サルたちが果物を集めるというテーマから、マフィアが違法商品をさばくというテーマに変わり、アートワークはポーランド人アーティストを起用して、大人が騒いで楽しめる心理戦になった。
5種類のおかしな「商品」をオフィスに仕入れ、マーケットに部下を送り込んで商品の需要を操作する。需要を高めるほど稼ぐことができるが、目立ちすぎると摘発されて無価値になってしまう。
カードはマーケットで価格操作を行う「部下」と、オフィスに保管する「商品」の両方を兼ねる。手札から「部下」にするカードと「商品」にするカードを1枚ずつ選び、全員同時に公開。得点はマーケットにいる「部下」×自分が出した「商品」の掛け算で得ることができる。「部下」をたくさん出して儲けたいところだが、マーケットにいる「部下」たちが6ポイント以上になると摘発されてしまう。
自分だけおいしい思いをするには、他プレイヤーの出したい商品を読み、うまく価格操作を行う必要がある。熱い心理戦が楽しめるカードゲームだ。
内容物:カード82枚、得点チップ64枚、アンダードッグトークン4枚、ルールブック4冊(日・英・独・仏)
・ホビージャパン:マフィアNo.5