GMマガジンで連載されているゲームデザイン・エッセイ集。2011年の初版で、オリジンズ賞2011の部門賞「ボードゲーム関連出版」を受賞している。「コンセプト」から始まり、「デザイン」「ディベロップメント」「プレゼンテーション」の4段階について、世界的に有名なゲームデザイナーやディベロッパー、販売者たちが自分たちの経験談を語る。
『丘の上の裏切り者の館』のセリンカーが編者となり、『マジック:ザ・ギャザリング』のガーフィールド、『キル Dr.ラッキー』のアーネスト、『パンデミック・レガシー』のダヴィオーなど、アメリカのアナログゲームシーンで活躍するデザイナーやレビュアーたちが寄稿している。
ゲームデザインに興味のある人だけだけでなく、愛好者にとってもボードゲームの理解を深めるのに役立つ格好の一冊だ。