ルートをつないで遺跡再建『ネビュラ』日本語版、6月7日発売

ジーピーは6月7日、『ネビュラ(Via Nebula)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・M.ウォレス、イラスト・V.ジュベール、2~4人用、10歳以上、45~60分、3960円(税別)。

オリジナルはスペースカウボーイズ(フランス)から2016年に発売された作品。『ブラス』『蒸気の時代』などゲーマーズゲームで知られるM.ウォレスが制作したファミリーゲームとして注目された。フェアプレイ・スカウトアクション6位、ゴールデンギーク賞ファミリーゲーム部門ノミネート。日本では輸入版が流通していたが、資材コマを木製から厚紙製にすることで価格を約半分に抑えた。

プレイヤーは探険家となり、何世紀も前に繁栄した「ネビュラの谷」で霧に閉ざされた遺跡を蘇らせる。簡易アクションポイントと、協力可能なネットワークビルド、そしてピックアンドデリバーというメカニクスを複合しつつ、1時間以内で終わるゲームに仕上げている。
探険家を配置して資源を生み出すと共に、建設予定地にタイルを置き、その間を六角形のタイルを置いてつなぐ。つながったら資源を建設予定地に運び、建物を建設する。誰かが5つの建物を建設したらゲーム終了で、建物などの得点を合計して勝敗を競う。

六角形のタイルで作られるルートは誰でも利用可能であるため、協力して作るほうが早くつながる。しかし資源は建設予定地は早いもの勝ちで、どこまで協力し、どこで出し抜くか、駆け引きが楽しめる。得点方法がいくつかある上に、建物のちょっとした特殊効果もあり、遊ぶたびに多彩な戦術が楽しめる作品だ。
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