『ザ・マインド』でドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、『クアックザルバー』でドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞したオーストリア人デザイナー、ヴォルフガング・ヴァルシュの新作協力ゲーム。フォイヤーラント社(ドイツ)からエッセン・シュピール’18で発表された。富士山の調査隊が、突然の噴火で流れ出る溶岩から協力して脱出することを目指す。
プレイヤー全員がそれぞれのスクリーンの内側で5~6個のダイスを振り、ダイスの内容を言わずにそれぞれの行き先を相談する。行き先の各マスには対象となるダイス(赤、青、黄色、出目、奇数偶数)が決められており、該当するダイスについて隣のプレイヤーと出目の合計を比べ、差分でダメージを受ける。ダメージが大きそうな場合は相談の上、お互いに行き先を変更していく。
その後に溶岩が火口から流れ出し、ルートを埋め尽くしていく。グループの誰か1人でも体力がなくなるか、溶岩の犠牲者となったら敗北。そうなる前に、ダイス目を変更するアイテムや各自の特殊能力を駆使して、村までの生還を目指そう。
キャラクターはそれぞれ特殊能力が異なり、またシナリオが7つ用意されていて、成功しても失敗しても繰り返しプレイできる。
内容物:カード65枚、特製ダイス24個、木製の冒険者コマ4個、木製マーカー8個、スクリーン4枚、厚紙製のパーツ類、ルールブックほか
(写真は英語版)