国際ゲーマーズ賞2018ノミネート発表

国際ゲーマーズ賞(International Gamers Awards)選考委員会は本日、今年のノミネート作品を発表した。昨年の夏から1年間に国際ボードゲーム市場で発売された新作の中から、世界各国26名の審査員が選んだ作品は次の通り。
今年で19年目となるこの賞。当サイトの管理人も一昨年から審査員に加わっているが、ヨーロッパが14名、アメリカが9名と、欧米圏が大部分を占めている。グローバル化が進んでいるとはいえ、ユーロゲームとアメリカゲームがせめぎ合う図式はまだ続いているようだ。
選考方法は8月に審査員が各自10タイトルを挙げ、そのうち5タイトルに星印をつける。そして星印のあるタイトルを2ポイント、無印を1ポイントとして集計し、10位(タイの場合は+α)までをノミネートとする仕組みとなっている。
昨年は各部門で『グレート・ウェスタン・トレイル』と『アーカムホラー:ザ・カードゲーム』が大賞に選ばれた。今年も本格的なゲーマーズゲームがずらりと並ぶ。この中からどれが大賞に選ばれるか、発表は9月下旬の予定。
【国際ゲーマーズ賞2018ノミネート】
(一般ストラテジー部門)
アーグラ
(Agra/M.ケラー/クワインド)
アルティプラーノ
(Altiplano/R.シュトックハウゼン/dlp)
アズール
(Azul/M.キースリング/プランB)
クランズ・オブ・カレドニア
(Clans of Caledonia/J.アイジュジュ/カルマ)
デクリプト
(Decrypto/T.ダジュネ=レスペオンス/ル・スコーピオン・マスク)
テラミスティカ:ガイアプロジェクト
(Gaia Project/J.ドレーゲミュラー&H.オスターターク/フォイヤーラント)
ゲンテス
(Gentes/S.リストハウス/シュピールヴォルクス)
ヘブン&エール
(Heaven & Ale/M.キースリング&A.シュミット/エッガート)
ヌースフィヨルド
(Nusfjord/U.ローゼンベルク/ルックアウト)
パルサー2849
(Pulsar 2849/V.スーヒー/チェコゲームズ出版)
ガンジスの藩王
(Rajas of the Ganges/I.ブラント&M.ブラント/フッフ)
サンタマリア
(Santa Maria/E.スヴェンソン&K.A.オストビー/アポルタ)
トランスアトランティック
(TransAtlantic/M.ゲルツ/PD)
(2人用ストラテジー部門)
コードネーム・デュエット
(Codenames Duet/V.フヴァチル&S.イートン/チェコゲームズ出版)
フォックス・イン・ザ・フォレスト
(The Fox in the Forest/J.ビューゲル/フォックストロット)
13日:キューバミサイル危機
(13 Days: The Cuban Missile Crisis/A.ハーディング=グラナルド&D.スキオルド=ペダーソン/ジョリーロジャー)
クレイム
(Claim/S.アームズ/ホワイトゴブリン)
コロニアル・トワイライト
(Colonial Twilight/B.トレイン/GMT)
フォッグ・オブ・ラブ
(Fog of Love/J.ジャスコフ/ハッシュハッシュプロジェクツ)
京都諜影
(Shadows in Kyoto/W.M.リン/エンペラーS4)
International Gamers Awards:2018 Nominees