大阪昭和町のボードゲームカフェ「デザート*スプーン」を訪問

大阪・昭和町に移転オープンしたボードゲームカフェ「デザート*スプーン」を訪問し、いくつかボードゲームを遊んできた。
今年もたくさんのボードゲームカフェが全国で開店したが、「デザート*スプーン」は2012年にオープンした古株である。谷町六丁目から移転し、今月3日に再オープンした(TGiWの記事 )。この記事の取材で連絡を取ったところ、管理人の来店企画をするという話になり、ちょうど大阪に行く用事があったのでお伺いすることになった次第である。
昭和町は下町と伺っていたが、交通の便はたいへんよく、日本一高いビル「あべのハルカス」のある天王寺駅から地下鉄御堂筋線でたった一駅である。コンパクトシティ感がすごい。路地裏に入ると閑静な住宅街で、5分ほど歩くと床屋の隣に「デザート*スプーン」はあった。2階建ての昭和民家を改造した一軒家で、オーナーの加藤亮さんの風貌とあいまって懐かしさが漂う。
すでに店内では数名がボードゲームを遊んでいたが、続々人が集まってくる。筋金入りのボードゲーマーから、最近初めて急速にハマってきた人、近所に住んでいる常連さんから初めての方までさまざまだが、もうボードゲームが始まる前からみんな打ち解けていて居心地がいい。
谷町六丁目のマフィン屋さん「ワッツマフィン 」ご提供による超うまいマフィンで腹ごしらえをし(店長のワッツさんもボードゲーマーで、お店にボードゲームが置いてある)、著書にサインをリクエストされたりした後でボードゲームスタート。
今年のエッセンで見つけてきたカードゲーム『ランスロット』で軽くウォーミングアップをした後、国産の変則しりとりゲーム『ピタンゴ』、アイコンでお題を当てるゲーム『コンセプト』、キックスターター発の『オーガズモ!』、そして締めに『プライバシー』を遊んだ。『オーガズモ!』の途中で御朱印帳のリクエストもあり。
ゲーム中のトークが面白くて何度も腹を抱えて笑った。コメント力もおしなべて高く、このメンバーならどんなゲームでも楽しめるにちがいないという確信をもてた。そもそも遊び始めるとすぐに「これは面白い!」を連発し始める。評論家気取りでケチを付けながら遊ぶのとどちらが楽しいかはいうまでもない。
22時の閉店時間になってからも楽しいおしゃべりは続き、いろいろな話をお聞きできた。加藤さんをはじめ参加者の方々に、楽しいひとときを過ごすことができたことに感謝している。