オリジナルは新ボードゲーム党から2014年に発売されたカードゲーム。翌年、ヤポンブランドを通じてエッセン・シュピールに出展され、翌々年にシュミット社が『恐怖の古代寺院(Tempel des Schreckens)』というタイトルでドイツ語版を発売した。これが今年のドイツ年間ゲーム大賞で推薦リストに入り、アラカルトカードゲーム賞でも5位に入賞している。国内でも人気が高く、タレントの千秋氏が遊んだほか、続編『タイムボム2』(2015年)、『タイムボムエボリューション』(2016年)が発売されている。
簡単なルールで、最後まで脱落者が出ない正体隠匿ゲーム。プレイヤーの中に2人テロリスト「ボマー団」が潜んでおり、時間を巻き戻してしまうタイムボムの爆発をもくろんでいる。テロリストの嘘を見抜いて、ほかのプレイヤー(タイムポリス)は爆発を食い止めることができるか?
各プレイヤーに配られたカードの情報をもとに、カードを順番にめくっていく(ニッパーで導線を切っていく)。起爆させるカードをめくってしまったらボマー団の勝ちで、その前に解除するカードを一定枚数めくれればタイムポリスの勝ちとなる。
自分に配られたカードの内容は各自知っているが、シャッフルして場所が分からない。1枚1枚カードをめくっていくのが、本当に爆弾の解除をしているかのようなスリルをもたらす。追加ルールで第三陣営「スパイ」を加えることもできる。
内容物:陣営カード9枚、導線カード40枚(57×88mm)、ニッパータイル1枚、解除チップ8枚、ストーリーカード8枚、オオタさんタイル1枚、サマリーカード8枚、遊び方説明書1冊、(導線カード以外は63×88mm)