K.トイバー作、3~4人用、10歳以上。
カタンの航海者が発売20周年を記念して新版になった。少ない追加ルールで新しい可能性を開き、変化にとんだカタンが楽しめる。「新しい岸辺」「4つの島」「オセアニア」「砂漠を超えて」「忘れられた一族」「海賊の島」「カタンの奇跡」などのシナリオに加えて、新しいシナリオが4つ追加され、航海者たちがどうやってカタン島にたどり着いたかを追う。また「航海者の伝説」用のボーナスコマも入っている。
★脱出シリーズ4:忘れられた島(Die vergessene Insel)
★脱出シリーズ5:永久凍土の駅(Station im ewigen Eis)
★脱出シリーズ6:禁断の城(Die verbotene Burg)
M.ブラント&I.ブラント作、1~6人用、10歳以上、45~90分。
昨年の秋に3タイトル同時発売され、合計10万部を売り上げたヒット作品の続編。さまざまなシチュエーションで謎を解いて閉じ込められた空間から脱出しよう。
K.ヒーゼ作、1~5人用、5歳以上。
魔法使いの弟子たちの協力キッズゲーム。
魔女のヒルデと一緒に、魔法の材料を使ってホラー割りを作る。魔法のシェーカーを手渡ししていくが、注意しないと爆発してしまうぞ。同じ色のチップは3枚で魔法の材料と交換できるが、4枚目になると爆発。時間までホラー割りを完成できるだろうか。
K.トイバー、B.トイバー作、2~4人用、8歳以上。
『カタン』の作者とその息子がデザインした作品。マグネットの衝立を使い、一人が指示を出してもう一人がコマを動かす。スピードを競うジャングルレース、いくつのヒントでたどり着けるか競うゴルフ、アイテムを集める石器時代の3つのルールがあり、2人の場合は協力ゲームルールもある。
S.シュランツ作、2~5人用、8歳以上。
ソフトダイスを用い、自分のダイスを白いダイスにぶつけることを目指す。当たったら、2つのダイスで価値を合計して得点。外でも遊べるゲームだ。
★ホームズ(Holmes)
D.イバフィエス作、2人用、10歳以上。
シャーロック・ホームズとモリアリティ教授の頭脳戦を描いた2人用ゲーム。
★ラッキーサーモン(Lucky Lachs)
K.グルール作、3~6人用、8歳以上。
各プレイヤーは12枚のアクションカードを受け取り、一斉に自分のカードをめくってそのアクションをコールする。ほかのプレイヤーと同じだったらそのアクションを一緒に実行する。こうして早く自分のカードをなくしたら勝ち。
★5分ダンジョン(5-Minuten Dungeon)
C.ライト作、2~5人用、8歳以上。
リアルタイム協力ゲーム。5分以内にダンジョンから脱出しよう。そのためにはモンスターを倒し、障害物を乗り越えなければならない。見事クリアしても、難易度の高い次のゲームが待っている。
★アンドールの伝説:闇の英雄(Die Legenden von Andor: Dunkle Helden)
M.メンツェル作、2~4人用、8歳以上、60分。
昨年秋に発売された『アンドールの伝説3:最後の望み」を5~6人でプレイできる拡張セット。闇の英雄たちがアンドールの英雄を特殊能力でサポートしてくれる。
★引用のゲーム(Game of Quotes)
M.U.クリング作、2~4人用、8歳以上
昨年春に同社から発売された『ちょっと止まれ(Halt mal kurz)』に続くカンガルーシリーズ第2弾。ドイツでベストセラーになっている文学作品に基づいたワードゲームで、引用を組み合わせて面白いフレーズを作る。
★世界旅行(Reise um die Welt)
G.ブルクハルト、W.クラマー作、2~4人用、8歳以上。
世界を回って8つの夢をいち早く叶えることを目指すゲーム。8月発売予定。
★永遠の基礎(Das Fundament der Ewigkeit)
K.フォレットの「キングスブリッジ」シリーズ第3作目に基づくボードゲーム。小説の発表に合わせ、秋の発売予定。コスモス社では『大聖堂』『果てしなき世界』に続くボードゲーム化で、デザイナー名はまだ発表されていないが、前作と同じならばリーネック&シュタドラーになる。