1998年にベルリナー・シュピールカルテン社から発売された作品。その後、アシンクロン社(フランス)が黒い箱でリメイクし、いずれも日本で取り扱われている。日本では『ボードゲームキングダム』1号の付録になったこともあり、長い間親しまれてきた。
手札と場札を交換して、手札の合計数をできるだけゼロに近づけることを目指す。手番には手札から1枚カードを出し、代わりに場札を1枚とるだけ。同じ色、同じ数字を揃えることで、合計数を減らすことができる。数字を揃えればゼロにはならず、ゼロを狙って色を揃えれば、揃わなかったときに合計点が跳ね上がるのが悩ましい。
さらに、ほかのプレイヤーが何を集めているかも重要で、ほかの人が揃える前にラウンドを終わらせればゼロでなくても勝てる。大きい数字を取った直後に終わるのは痛い。シンプルゆえに駆け引きが熱い作品だ。
・テンデイズゲームズ:ゼロ 日本語版
・play:game評価コメントリスト:ゼロ
>数字を揃えればゼロにはならず、ゼロを狙って色を揃えれば、揃わなかったときに合計点が跳ね上がるのが悩ましい。
とありますが、数字を揃えても5枚以上なら0点ですよ。その点は色と同じです。