オリジナルはプレイルーム・エンターテイメント(アメリカ)が2005年に発売した作品。2008年にアミーゴ社(ドイツ)がドイツ語版をリリースし、テーマを変えて『パン屋の1ダース(Baker’s Dozen)』『13(13)』『13日の金曜日(Friday the 13th)』などというタイトルでも発売されている。アラカルトカードゲーム賞(2009年)5位。
プレイヤーは悪ふざけが大好きな魔女となって、目の前の大釜に順番に霊薬を注ぎ入れていく。霊薬の扱いは注意が必要で、大釜をあふれさせてしまったら、その魔女は中身をすべて飲み干さねばならない。ただし同じ霊薬をいちばん多く飲んだ魔女には、特別に解毒薬が与えられる。
自分の番になったら、3つの「大釜」のいずれかに手札からカードを1枚置く。そして、いずれかの大釜でカードの数字が合計13以上になってしまうと、その大釜にあったカードをペナルティとして受け取ることになる。
ゲームの基本はこれだけだが、1つの色を最も多く集めたプレイヤーはその色のカードからペナルティを受けないというルールや、毒薬カードの存在があり、プレイヤー同士の駆け引きによって何度も繰り返し遊べる面白さ、奥深さにあふれた名作だ。
今回の日本語版では『モンスターメーカー』シリーズを手がけた九月姫氏がイラストを担当し、ほのぼのとした雰囲気になっている。
・cosaic:ライナー・クニツィーア ポイズン
・play:game評価コメントリスト:ポイズン
日本語版にはがっかりさせられることが多いですが、このパッケージは最低ですね。
好きなゲームなだけに残念です。
>合計13以上
14枚以上です。各スートも14枚ずつあり
14がキーナンバーとなるゲームですね。