イスタンブールのバザーは大賑わい。商人とその助手たちは、競争相手より成功しようとして狭い通りを急ぐ。手押し車一杯に倉庫で商品を積み込み、助手を使って、さまざまな届け先へと素早く輸送する。目的は、規定の数のルビーを誰より早く集めることだ。
バザーには16の場所があり、1人の商人と4人の助手で回ってアクションを実行する。アクションを実行するためには助手が必要で、助手をその場所に残していかなければならない。この助手を再び使うためには、商人はその場所へと助手を迎えに行かなければならない。しかも、ほかの商人がいると場所代を支払わなければならないため、先回りした計画が求められる。また、
また、16の場所はゲームごとに変わるため、その位置に応じて戦略が変わり、毎ゲームさまざまな展開が楽しめる。
R.ドーンの作品で、今年ペガサスシュピーレ(2014年)から発売された。ドイツ年間エキスパートゲーム大賞を受賞、ドイツゲーム賞では『ロシアンレールロード』に次いで2位に入賞している。日本語版はエキスパートゲーム大賞のロゴ入りで、価格も税込で300円ほど安くなり、求めやすくなっている。
・TGiWレビュー:イスタンブール