オランダの出版社で、ドイツゲームのオランダ語版から自社オリジナルゲームまで幅広くリリースしています。ここではオリジナルゲームを紹介します。
J.D.アラーズ、B.アイゼンシュタイン作、3~5人用、12歳以上、60分。
20世紀前半、欧米の博物館は世界中から遺物を集め、博物館に収蔵して競うように名の轟く展覧会を開いていました。プレイヤーは考古学者となって世界中を探検し、遺物を発見して博物館に持ち帰ります。展覧会の収益で次の発掘費用を捻出し、名声を獲得します。アクションと資金は限られてますが、競争は厳しく、ときには闇市場から資金や遺物を調達しなければいけないことさえあります。展覧会と資金のやりくりで名声を最も多く集めた考古学者が勝利します。
ゲーム中にはたくさんの選択肢がありますが、基本ゲームと、2つの拡張を入れた完全ゲームに分かれており、段階的にルールを把握できるようになっています。拡張は1つずつ入れてプレイすることもできます。
S.ドラ作、2~5人用、8歳以上、30分。
パシャとはトルコ・エジプトの州知事・軍司令官です。5つのサイコロをうまく組み合わせ、パシャとなって価値の高いカードを手に入れます。アクションキューブを上手に使うことで、勝利のチャンスを増やします。毎ラウンド、カードを出して、このラウンドの得点方法を決めます。サイコロを振り、一番よい組み合わせだったプレイヤーはカードやボーナスタイルを取り、特別アクションができるようになります。
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~5人用、10歳以上、45分。
1842年のニューヨーク。現在は史跡となっているサウス・ストリート・シーポートには、定期船が列をなして出入りしていました。待機している船の多さに、このエリアは「定期船の列(パケット・ロウ)」として知られるようになりました。プレイヤーは貿易会社を経営し、大西洋貿易で利益を稼ぎます。しかし、お金持ちになるだけではゲームに勝てません。街のために利益を還元し、勝利点を得なければいけないのです。
・今日もプレイミス:パケット・ロウ
M.チャプリン作、2人用、12歳以上、60分。
強力な武器をたずさえて地球を整復しようとするエイリアンと、人類の英知を結集した地球防衛軍が戦うボードゲーム。自分のデッキから軍隊、作戦、資源、イベントのカードを出しあって戦います。非対称の戦闘ゲームなので、カードの内容から、勝利への導き方まで両者全く異なります。敵の弱点を見抜き、有利なところから攻め、フェイントをしかけて勝利を手にしましょう。
D.オースロー作、2~4人用、12歳以上、90分。ストロングホールド社(アメリカ)との共同開発。
2048年の地球では、犯罪集団と警察部隊が争っていました。プレイヤーは秘密のエージェントとなり、ハイテク爆弾を解除し、暗殺を阻止して犯罪を防がなければなりません。街を歩いてアイテムを集め、乗り物や武器をアップグレードしていきます。しかしエージェントの中に、アンドロイドがいます。アンドロイドは次第に本性を現し、人類の殲滅を目指します。手がかりを早く発見し、アンドロイドを倒さなければなりません。
『パニックステーション』の作者による、SFアドベンチャーゲームの第2弾です。
S.カプト作、2~5人用、10歳以上、45分。
スカンジナビア神話に基づく神々のタイルを並べるゲームの拡張セット。ドワーフ、女神、カラス、ニーズヘッグのタイルが加わり、より多様なコンボが組めます。
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~5人用、10歳以上、30分。
ペストの流行した中世ヨーロッパを舞台にしたボードゲーム『ラッタス』のカードゲーム版の第1拡張。貴族のいる建物カードが新しく加わり、新しい展開が生まれます。
H.ベルイ&A.ベルイ作、2~4人用、10歳以上、45分。
ボードゲーム版の拡張セット。詐欺師、泥棒、侵略者など新しい職業カードが12枚加わります。