トリックテイキングと陣取りを組み合わせた異色の作品。手番にはリードカラーのカードを出すか、リードカラーのフルーツの屋台に店員コマを置く。出したカードで取ったトリックと、店員コマの最多数で取った屋台の得点を競う。残った手札は失点になるので、どんどんカードを出しておきたいところだが、カードを出していると店員コマを置けないというジレンマがある。
オリジナルは2009年にバンブス・シュピーレ(ドイツ)で発売された『フィリピン・フルーツ・マーケット(Filipino Fruit Market)』という作品の1つ。2つのゲームを同梱していたが、今回はそのうち1つだけ製品化されることになった。イラストはコンピュータグラフィックだったオリジナル版から、ママダユースケさんのものに変わって雰囲気たっぷりだ。
制作を手がけたB2Fゲームズの吉田店長によれば、愛好者の間では通好みのゲームとされているが、トリックテキングを知らない人にも楽しめる作品だという。
・B2FGames:カードゲーム「ティンダハン」日本語版、夏リリース予定です。
・Bambus Spiele:Filipino Fruit Market
・play:game評価コメントリスト:フィリピーノフルーツマーケット