審査員は授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。ノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、エキスパートゲーム大賞(灰色のポーン)、年間ゲーム大賞(赤いポーン)の順に発表された。それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。
『村の人生』でエキスパートゲーム大賞を受賞したブラント夫妻はインタビューで死をゲームのテーマにすることに躊躇はなかったか聞かれ、死も人生の一部であると答えた。『ドミニオン』に続いて大賞に選ばれた『キングダムビルダー』のデザイナー、ヴァッカリーノはアメリカ在住のため参加せず、国際電話でコメントした。ヴァッカリーノがゲームのアイデアをクイーンゲームズに送り、製品化されたという。同席したH.グプタ社長夫人が、毎回ゲームの展開が変わるので気に入っているとコメントした。
ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表はすでに先月11日に発表され、AIを内蔵した『フビを捕まえろ!(Schnappt Hubi!)』が選ばれている。
・Spiel des Jahres e.V.