ドイツ年間ゲーム大賞2012に『キングダムビルダー』

ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)選考委員会は本日10時30分(日本時間の17時30分)、ベルリン市内のホテルにて今年度の記者会見を行い、本大賞とエキスパートゲーム大賞を発表した。5月21日に発表されていた各3タイトルのノミネート作品から、大賞には『キングダムビルダー(Kingdom Builder)』、エキスパートゲーム賞には『村の人生(Village)』が選ばれた。
審査員は授賞式の前夜に投票して大賞を決定する。ノミネート作品のデザイナー、イラストレーター、出版社の代表が招かれ、エキスパートゲーム大賞(灰色のポーン)、年間ゲーム大賞(赤いポーン)の順に発表された。それぞれ3タイトルのノミネート作品を順番に紹介した後、大賞が発表された。
『村の人生』でエキスパートゲーム大賞を受賞したブラント夫妻はインタビューで死をゲームのテーマにすることに躊躇はなかったか聞かれ、死も人生の一部であると答えた。『ドミニオン』に続いて大賞に選ばれた『キングダムビルダー』のデザイナー、ヴァッカリーノはアメリカ在住のため参加せず、国際電話でコメントした。ヴァッカリーノがゲームのアイデアをクイーンゲームズに送り、製品化されたという。同席したH.グプタ社長夫人が、毎回ゲームの展開が変わるので気に入っているとコメントした。
ドイツ年間キッズゲーム大賞の発表はすでに先月11日に発表され、AIを内蔵した『フビを捕まえろ!(Schnappt Hubi!)』が選ばれている。
Spiel des Jahres e.V.

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