月: 2012年6月
ミープルチョイス2011に『ブルゴーニュ』
1800人が参加しているYahoo!グループ「シュピールフリークス(Spielfreaks)」は23日、ミープルチョイス賞(Meeples Choice Award)2011を発表した。昨年1年間に発売された新作から、2段階選抜で『ブルゴーニュ(Die Burgen von Burgund)』が1位…
クラマー70歳、トイバー60歳
ドイツの有名ボードゲームデザイナー、ヴォルフガング・クラマーが本日70歳を迎える。また、クラウス・トイバーは今月25日に60歳を迎えた。 クラマーは1942年6月29日に南ドイツの都市シュトゥットガルトで生まれた。自動車部品のボッシュ社に27年勤めた後、47歳で職業ボードゲームデザイナーになり、これ…
ハイデルベルガー、ペガサスシュピーレと絶縁
ボードゲーム卸のハイデルベルガー社は27日、ボードゲーム出版のペガサスシュピーレ(ともにドイツ)との取引を一切打ち切ることを明らかにした。 ハイデルベルガー社の発表によると、ペガサス社はこれまでハイデルベルガー社と卸売や販売協力を共にしてきたが、挑発と違約を繰り返したため、これ以上の取引は不可能と判…
ボーナンザ15周年、イラストレーター15人で15週間
豆を栽培するカードゲーム『ボーナンザ』の版元アミーゴ社(ドイツ)は今月、『ボーナンザ』発売15周年記念イベントを開催した。 そのイベントとは、ボードゲームのイラストを手がけるプロのイラストレーター15人が15週間をかけて自由に豆の絵を描くというもの。イラストレーターには『ボーナンザ』を描いたB.パー…
『ストリームス』、フランスで9月発売
ムーンスターゲームズ(フランス)は9月、日本の数字並べゲーム『ストリームス』を多言語版で発売することを明らかにした。タイトルは”Streams”。 『ストリームス』は引いたカードの数字をマスに記入して、昇順に並んでいれば得点になるゲーム。各自が専用のシートを使って遊ぶので、何…
クモの毒とカエルの鼻水(Spinnengift und Krötenschleim)
レシピはサイコロ、探索は記憶 『カタンの開拓者たち』の作者であるK.トイバーは、近年カタンシリーズ以外をほとんど発表していない。そんな中でエントデッカーシリーズの『砂漠の王国にて』以来4年ぶりに発表したのがこのキッズゲームである。早速、ドイツ年間キッズゲーム大賞にノミネートされた。 その内容は記憶ゲ…
オーストリアゲーム賞に『サンタクルーズ』
ウィーン・ボードゲーム・アカデミー(D.デ・カサン代表)は、今年のオーストリアゲーム賞(Spiel der Spiele)を発表した。大賞に選ばれたのは『サンタクルーズ(Santa Cruz)』。また、キッズ・ファミリー・友人・フリークの4つの部門でヒットゲームが発表された。 オーストリアゲーム賞は…
春の新作は『ターギ』に人気
ドイツのボードゲーム評価サイト「ボードゲームアンケート(Spieleumfrage)」は、2012 年春の新作評価アンケート結果を発表した。110名がのべ1469タイトル(1人あたり約13タイトル)を6段階評価した結果は以下の通り。 このアンケートは年に2回実施され、ドイツのボードゲーム愛好者が主に…
ディガー(Digger)
アワアワの宝石集め 一昨日公開されたボードゲームサイト「暮しとボードゲーム」で、ゲームマーケットに毎年訪れているカクテルゲームズ(フランス)社員のインタビューが掲載されていた。フランスでは10年前までゲーマーズゲームが中心だったが、今は『ディクシット』『ドブル』『ジャングルスピード』(いずれも日本語…
乱世の豪商(Merchants in Turbulent Ages)
0.1mmの攻防 ゲームマーケットでは時折、目をみはるようなオリジナルアイデアに遭遇する。毎回ゲーム名がブース名になっている佐伯拓也氏のこの作品は、『落水邸物語』(2005年)もそうだったが、「いったいどのようにしてこんなアイデアを思いつくのだろう?」とつくづく感心する。 コマを置いたままで、ゲーム…