秋葉原ゲーム会

所用で上京したのに合わせて、ふうかさんとkarokuさんに秋葉原のR&Rステーションで臨時ゲーム会を開いて頂いた。4時間「しか」遊べなかったが、クレバーなセレクトでぴったり3ゲーム遊ぶことができた。
忘れられた惑星(The Forgotten Planet)
宇宙の彼方でロボットを使って鉱床を探し、財産を競うゲーム。アクションポイント制で、タイルを置く、ロボットを新たに作る、移動する、基地を作るなどして自分の陣地を広げる。自分の陣地は基地からの近さ(タイル数)で決まるので、最前線に基地を作る。壁を作ると近さが変わるので、陣地を奪うこともできる。陣地を奪われたロボットは、取り返すまでフリーズしてしまう。鉱床の種類がダイスで決まる以外、運の要素がないゲームで、ああでもない、こうでもないと頭をひねった。真っ先に中央の鉱床に突進した私は、途中を切られてロボットが死屍累々に。karokuさんと一進一退の攻防を繰り広げているうち、ふうかさんの侵入を許した。中央の鉱床を最後に握ったふうかさんが勝利。
Michele Quondam / Giochix.it (2011)
2-4人用 / 12歳以上 / 75分
ゲームストアバネスト:忘れられた惑星
カンタベリーへの道(The Road to Canterbury)
J.チョーサーの『カンタベリー物語』から「免罪符売りの話」に基づいたゲーム。カンタベリー大聖堂にやってくる巡礼団に、7つの大罪を自覚させると同時に、その免罪符を売って儲ける……何というマッチポンプ。自覚させた罪が大きければ大きいほど、収入も上がるので、せっせと大罪カードを置いていく。ところがあまり欲張るとほかの人に先に免罪符を得られてしまったり、巡礼団が死んでしまったりしてチャンスを逃すことも。「オレが育てた色欲が〜」「うわ、死んでしまった〜」そんな巡礼団の真理をつかんだkarokuさんがダントツ勝利。私はニセ聖遺物カードで逆転を狙ったが、偽者だけに効果がいまひとつだった。
Alf Seegert / Gryphon Games (2011)
2-3人用 / 10歳以上 / 60分
国内未発売
今日もプレイミス:カンタベリーへの道
アルカヌム(Arcanum)
タロットカードで4つのスートへの影響力を競うゲーム。自分の番には1枚を伏せて、1枚をプレイしてスートが進める。何ラウンドかに1度、伏せたカードを公開。一番進んでいたスートから、出した枚数に応じて得点する。進んでいないスートでも、一番カードを出していればそれなりに得点できるので、伏せるカードをよく吟味しないといけない。そのほかに大アルカナで特殊効果も得られる。満遍なく伏せていたら、激戦区では負けたもののほかでは上位をとれて1位。カードをプレイするたびに、ポーンを移動してさらにスートを進めたり、手札を補充したりできるが、スートによって進みやすさが違う。進みやすいものほど競争率が高いので、そのスートに力を入れるか、そこそこにしてほかを狙うか悩ましい。
Andrea Chiarvesio, Pierluca Zizzi / Lo Scarabeo (2011)
3-5人用 / 10歳以上 / 45分
国内未発売
ふうかのボードゲーム日記:秋葉原ゲーム会

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