年明けに大統領名で編集部に届いたメールの全文が公開された。その中で大統領は、U.バルチ記者が『祈り、働け(Ora et Labora)』を次号にレビューすることを聞き、「我が国最悪のレビュアー」が教会のゲームをレビューすることに憤りを訴えている。
C.ヴルフ大統領は中道右派の政党・ドイツキリスト教民主同盟(CDU)に属する。U.バルチ記者はドイツ年間ゲーム大賞の審査員も務め、『シュピールボックス』では辛口の批評で知られている。以前、『ルナ(Luna)』のレビューで修道士、修道女をからかったことから、大統領の怒りに火をつけたという。掲載中止の要請が受け入れられない場合は戦争になるだろうとまで書かれている。
メールが本当に大統領から出されたものであるか、またシュピールボックス編集部がどのような対応を取るかはまだ明らかにされていない。
物議を醸している『祈り、働け』は日本語版が2月25日に発売予定。
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