ゲームマーケット前日のゲーム会。場所は今回初めてとなる「かりくら」である。R&Rステーションがあったビルの最上階で、メインは店名の通り、携帯ゲームの『モンスターハンター』だが、ボードゲームも遊べる。みんな黙々と遊んでいたらどうしようかと思ったが、適度に会話もあり、また店内にはBGMも流れているのでちょうどよかった。椅子の背もたれが高いのと、ほかの人が携帯ゲーム機を見つめているので、周囲のテーブルが気にならず、プレイに集中できた。値段は5時間で1人1000円。R&Rステーションやイエローサブマリンと比べれば割高だが、無線LAN・コンセント完備なのと23時まで開いていることで使い勝手がよい。
今回は、ふうかさんとkarokuさんと共に、日本語ルールのないゲームを原文直読みでプレイした。
海底二万里(20.000 Meilen unter dem Meer)
ノーチラス号に乗って、チップを集めるオランダのセットコレクション。ノーチラス号は立体のギミックで、回転したり、潜水したりできるようになっている。手に入れたチップは順番に並べ、縦横に揃っていれば得点になるという仕組みで、ほしいチップを手に入れるには、手番順まで考えていかなければならない。横列を見事に揃えたふうかさんの勝利。(Arthur Tebbe/University Games, 2009/2〜5人用//60分)
ロンドン大火1666年(The Great Fire of London 1666)
ロンドン市内にどんどん広がる火事の中で、自分の家を守り、消防で手柄を立てるゲーム。自分の家を守るというよりは、ひたすら他人の家に火を向けるという強烈なゲームだった。それでも、火元を消火すると、そこから先が燃えにくくなるなど、戦略的な要素があって考えさせられる。最後まで家が残ったらボーナスというエリアは全てなくなり、かろうじて家を多く残したふうかさんの勝利。(Richard Denning/Medusa Games, 2010/3〜6人用/12歳以上/80-120分)
明日はゲームマーケット。何年かぶりの参加となる。前売りのパンフレット、荷物を入れる大きめの袋、多めの千円札を用意して気合十分。あと昼食を食べに行く時間がもったいないので、カロリーメイトとペットボトルを持参する予定だ。会場で、メガネをかけた黒バンダナを見かけたら声をおかけ下さい。
・ふうかのボードゲーム日記:秋葉原ゲーム会