ドイツ年間ゲーム大賞2011ノミネート

ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)審査委員会は23日、今年のノミネート作品を発表した。今年から赤いポーンの年間ゲーム大賞と青いポーンの年間キッズゲーム大賞に加えて、灰色のポーンの年間エキスパートゲーム大賞が制定され、各賞で3タイトルずつ、合計9タイトルがノミネートされている。
メインである年間大賞にノミネートされたのは、大賞作家クラマー&キースリングの建築ゲーム『アサラ』と、沈没する島から脱出するアメリカ発の協力ゲーム『禁断の島』、同じくアメリカ発のタイル配置ゲーム『クゥワークル』。
多くの予想で有力視されていた『世界の七不思議』はエキスパートゲーム大賞にノミネートされている。ほかにノミネートされたのは、『グレンモア』の作者の新作『ランカスター』と、フェルトの『ストラスブール』だった。
エキスパートゲーム大賞が制定されたことから、ノミネート数は従来の各5タイトルから各3タイトルに減少。また推薦リストは年間大賞とキッズゲーム大賞で10タイトルずつ発表されている。年間大賞の推薦リストにはフリーク向けの『ブルゴーニュ』と『ルナ』(いずれもS.フェルトの作品)が入っており、エキスパートゲーム大賞と兼ねていると見られる。
年間大賞とエキスパートゲーム大賞の発表は6月27日ベルリンにて。キッズゲーム大賞の発表は7月25日ハンブルクにて行われる。
【年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート】
アサラ(Asara / W.クラマー、M.キースリング / ラベンスバーガー)
禁断の島(Die verbotene Insel / M.リーコック / シュミット)
クゥワークル(Qwirkle / S.M.ロス / シュミット)
推薦リスト:おばけキャッチ、ブロッカーズ、ウルルモンド、髑髏と薔薇、サフラニート、太陽海そして砂、ブルゴーニュルナフリーズ
【年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート】
世界の七不思議(7 Wonders / A.ボザ / レポスプロダクション)
ランカスター(Lancaster / M.クラマー / クイーンゲームズ)
ストラスブール(Strasbourg / S.フェルト / ペガサスシュピーレ)
【年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート】
もぐりイモムシ(Da ist der Wurm drin / C.クライナート / ツォッホ)
小さな魔法使い(Die kleinen Zauber Lehrlinge / T.ダウム、V.ライトナー / ドライマギア)
モンスターがすむ家(Monster-Falle / M.&I.ブラント / コスモス)
推薦リスト:パップザット、枕の戦い、グリマッフェン、怖いサル、ジッケザッケ、小さなカエルの音楽、大きな動物クイズ、マゴーの本読み魔法、千とひとつの宝物、バナナジャンプ、大玉ころがし、Tレックスからの脱出、宝島
Spiel des Jahres:Drei mal drei Nominierte 2011

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