平日ゲーム会

妻の引越しの手伝いで3ヶ月ぶりに上京。引越しはさっさと済ませて(といってもまる1日かかったが)羽根を伸ばしに秋葉原へ。ふうかさん、karokuさん、かゆかゆさんにゲームマーケットの新作をお持ち込み頂き、木曜日は無料のR&Rステーションでたっぷり遊んだ。レポートの詳細は後日。
イダンティク(アスモデ)
今年のドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。親が絵を見て説明し、子は説明を聞いて書く。制限時間90秒。その後で10のチェックポイントを採点するというお絵描きゲーム。まったく違う絵になってしまって笑える。
ヒットマンガ(タンサンファブリーク)
親がマンガのひとコマに合う台詞を言い、子はその台詞を聞いてその絵を探すというカルタ取り。誰も当てられないと打ち切りになってしまうが、分かるか分からないか、ぎりぎりの線で台詞を言うのが楽しい。
グリモワール(ワンドロー)
魔法の本にしおりをはさんで呪文を選び、その効果で勝利点を集めるカードゲーム。相手の状況を見て呪文を予想したいところだが、裏をかいたりかかれたり。魔法の本が素晴らしいギミック。
ストレイシーフ(オインクゲームズ)
カードを裏向きに並べる中に泥棒を入れてカードをたくさん集める超ライトなブラフゲーム。
テラフォーマー(遊星からのフリーキック)
カードの効果を駆使して入植した惑星を段階的に発展させるゲーム。アクションポイントとワーカープレイスメントをシステムに組み込み、さらにカードの組み合わせで展開が変わるようにしてある。これははまる。
ノブナガ(グランペール)
カードを集めてNPCの信長と戦うカードゲーム。誰も選ばなかったカードが信長の戦力になり、信長がもっているものしか戦争がないところがジレンマを生み出していて秀逸。
レインボー(グランペール)
手札の強弱で場札を取り合うカードゲーム。出したカードが次のラウンドの場札になるため、手札をどこまでセーブするか悩ましくなっている。やれることは簡単なのに、選択肢は多く、しかも手番のアヤまであるという、理想的なゲーム。
キャッチアウト(グランペール)
3枚のカードの中身を宣言してとなりの人に渡していくブラフゲーム。渡されたほうはダウト宣言だけでなく、ホントということもできるから正直すぎてもいけない。マイナスカードが来たときには緊張する。
R-ECO-RECYCLE(カワサキファクトリー)
ゴミを分別して出すように見せかけて、実は全く分別していなかったりという騙しあいゲーム。騙したつもりが騙されていたり、正直に出して勝ったりと単なるブラフゲームではなく奥が深い。
キャット&チョコレート(Qvinta Exentia)
幽霊屋敷の難局を、数少ないアイテムをこじつけて使って乗り切るゲーム。チェンソーで襲われたときに、ネコとチョコレートでどうする? 審査員はほかのみんな。こじつけが見事失敗したほうが笑えた。
うさかめコン・レース(チームきりたんぽ(仮))
足は速いけどすぐ寝てしまうウサギと、のろいけど、ウサギが寝るとずるをして近道をするカメのどれが早いかを予想するゲーム。カメも応援されると早い。
ショッピングパニック(Hammer Works)
『テーベの東』のような時間消費システムを使って、制限時間内にデパートのショッピングを済ませる大忙しなゲーム。定期的に現れる限定品を誰よりも先に取りにいけるかがカギ。お買い物楽しい。
ドナドナ(骨折ゲームズ)
ウシやブタなどに値付けをして十把ひとからげで売り飛ばすゲーム。出品者が値付けを変更できる入札システムが斬新。買った方もいらないものは容赦なく切り捨てられ、家畜の悲哀も描かれる。

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