『ワードバスケット』は、ひらがなの書かれたカードで遊ぶしりとりゲーム。場札の文字から始まり、手札の文字で終わる言葉を考えて出す。手番はなく、思いついた人から出せるスピード勝負で、早くて札をなくした人の勝ちになる。
5〜7文字しばりや、あ〜ら行指定のワイルドカードなどの特殊カードも入っており、さらに独自ルールで食べられるもの限定などを入れることもでき、ボキャブラリーを試される。2003年に東京で開かれたゲームオリンピックでは正式種目となり、目にも止まらぬ速さの激戦が繰り広げられたこともある。
デザイナーはJAGAの小林俊雄氏で、2002年に永岡書店から一般発売されたが絶版。現在はJAGAのホームページにある画像データをダウンロードして自作しなければ遊べない状態になっていた。今回のメビウス版はカードを投げ込む「バスケット」が入っておらず、箱に投げ込む方式になっている。もちろん、同人版で発売されたときのように、100円ショップのプラスチックどんぶりを使ってもよいだろう。