アラカルト・カードゲーム賞はドイツゲーム賞と同じく1991年から始まり、今年で19回目を迎える。ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞が大箱のボードゲームに偏るのに対して、安価で小箱のカードゲームに脚光を当てている。過去に1位を受賞した作品では『ニムト』がドイツゲーム賞に選ばれたきりで、ドイツ年間ゲーム大賞はノミネートどまりだった。
『ドミニオン』は500枚のカードが入った大箱ゲームで、ゲームとしての面白さだけでなく、分量の大きさも三冠達成につながったと見られる。また単体でも遊べる拡張セット『陰謀』も3位に入り、今年のドミニオン旋風を物語るものとなった。
【アラカルト・カードゲーム賞2009】
1位:ドミニオン
2位:ビザンツ
3位:ドミニオン:陰謀
4位:モウ(Mow / ハリケーン)
5位:ポイズン
6位:モノポリー・ディール(Monopoly Deal / パーカー)
7位:ミステリー・ラミー”ジャック・ザ・リッパー”(Mystery Rummy – Jack the Ripper / ペガサス)
8位:ウルク(Uruk / DDD)
9位:見積もってみて(Schätzen Sie mal / フッフ)
10位:サーカスマキシムス(Circus Maximus / ペガサス)
(リンク先:購入できるサイト、ない場合はレビューサイト)
・Fairplay Online:À la carte Preis 2009