これで『大聖堂』はドイツゲーム賞、ゲームオブザイヤーに続き、3冠達成。ファミリーで遊べるかどうかは別として、今年度の代表的なフリークゲームとなった。世界に翻訳された文学作品という知名度と、ドイツゲームらしいバランスの取れたゲームシステムがうまく調和し、躍進の原動力になったものと見られる。
ノルウェー年間ゲーム大賞はメーカーのエントリー料によって運営されており、メーカーと愛好者が協力関係を結ぶ珍しい賞だ。メーカーのボードゲーム市場開拓にかける意気込みが伝わってくる。ノルウェーを含め北欧三国は新作のローカライズも素早く、今後のさらなる成長が期待される。
・Brettspillguiden: Vinnere av Årets spill 2007 er kåret!!
・ノルウェー年間ゲーム大賞2007ノミネート