ミュンヘンの裁判官であるデロンシュ氏は、99年に『ビッグシティ』でデビュー、2002年の『トランスアメリカ』はドイツ年間ゲーム大賞ノミネート、ドイツゲーム賞2位に輝いた。『マニラ』、『フィヨルド』、『決算日』などの親しみやすく悩ましいゲームを作り、日本でも愛好されている。
メビウスで発売されたばかりの『ザンジバル』が最後の遺作となった。今秋エッセンで発表される予定だった氏の新作は発売されないという。年令からしてまだまだこれから楽しい作品を発表し続けてくれるものと思われただけに残念だ。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
・Spielbox.de:Trauer um Franz-Benno Delonge
・TGW:フランツ=ベンノ・デロンシュ
・Amazon.co.jp:ザンジバル