日本では未紹介ですがオランダのメーカー・ジャンボが発売し、フランス版も発売されている作品です。オーストリアゲーム大賞では友達と遊ぶゲーム部門でレーベンヘルツと共に入賞しています。
作者はドラゴンデルタのロベルト・フラーガ。ジャンボ社のゲームであり、ノミネート入りしているマニキ(Maniki)も同じ子どもゲームとして評価を得ており、これを機会に昨年度発売されたジャンボ社のゲームが日本でも紹介されることが期待されます。(Jeu de l’anee)
【フランス年間ゲーム大賞2004】
スカッド・セブン(Squad Seven, R.Fraga, TF1 Games)
〈ゲームの概要〉
ゲームにはCDが付いており、ジャングルの音を流しながらプレイします。プレイヤーは付属のピストル(プラスチック製)を持って7人のチームで宝を求めてさまよいます。手番になったら山札からカードをめくり、出てきたカードによってリアクションをしなければなりません。宝カードなどの場合、ピストルで一番早く撃った人が手に入れます。別のカードを撃ってしまうとメンバーが1人死んでしまうので絵柄に注意しなければなりません。CDには夜の音と昼の音があり、それによってリアクションが異なる場合もあります。そのほか、テーブルを一周したり、カードを混ぜなおしたりといった指示もあります。CDが終わるまでの17分間に生き残りながらできるだけ宝を集めることを目指します。