Kyさんの高校時代の同級生で,神奈川からいらっしゃったKaさん来訪.夕食の後,少しゲーム.友人がドイツゲーム好きらしく,「貴族の務め」をご存知でした.ドイツゲームも少しずつ普及しているようです.
ロボラリー(Roborally / R.Garfield / Amigo)
ロボットをカードでプログラムして,目的地をめざすゲーム.ボード上には自動的に動くベルトコンベアなどの装置があり,それらもうまく使いながら移動する必要があります.また,ロボットがロボットを押し出すということもあり,思ったように動いてくれません.
ドイツ版には,ボードの並べ方の例がなくいつも適当にやっていましたが,アメリカ版には難易度や時間の目安が書かれた並べ方がいくつか示されており,今回はボード3枚のshort,easyでやってみました.平和に進めるため,ロボットが出すレーザーのオプションもなし.最初の1回はお試しで動かしてみて,様子をつかんでもらってからスタート
お試しではうまくいっていたのに,ゲームが始まるとKyさんとKaさんはいきなり衝突,二人とも穴に落ちて死亡.愕然としている2人をよそに別ルートでコツコツ進む私が序盤優位にたちました.しかしKyさんはベルトコンベアを使ってすぐに追いついてきます.Kaさんも追いかけてきたのですが途中でレーザーのトラップに入り,プログラムのメモリが減少.なかなかほしいカードがきません.第一チェックポイントでは私が1位,そのラウンド中にKyさんも2位.
すこし出遅れたKaさんも修理工場でメモリを回復し,追いついてきます.その間私は致命的なプログラムミスで2機も死亡してしまいました.1回目は右ターン,左ターンでもとの方向に戻ることに気づかなかったこと,2回目はかどのベルトコンベアで曲がる方向を間違えたことが原因.よくある間違いで,前にもやったような気がします.
結局Kyさんが独走態勢でゴール.2機死亡した私は,ぐるぐる回ってやってきたKaさんとほぼ同時に第2チェックポイントに着くのがやっとでした.
マエストロ(Maestro / R.Hoffman / Hans im Glueck)
演奏会には最初にマエストロ(指揮者)を出さなければなりません.ところがKaさんにはマエストロが全然きません.そのうちKaさんの事務所は満員になってしまい,引き抜き放題に.しかも雇っていた演奏家が出演するべき演奏会が次々と終了し,不良債権化.Kyさんが無情にも引いた最後の拍手で,最後は莫大な契約料を支払わなければならなくなりました.
Kaさんの下家で音楽家を使いたい放題だった私が七重奏を成功させて勝利.3人だと音楽家がややだぶつき気味なので1度で7重奏を成功することができたりと,ややインフレでした.
終わってからはマエストロに実在の指揮者の名前を入れたら面白いだろうというような話で盛り上がり,楽しい夜は更けていきました.