敷地を整えて創作活動を支援『フィレンツェの匠』日本語版、5月26日発売
オリジナルはアレア(ドイツ)から2000年に発売され、ドイツゲーム賞3位、アメリカ・ゲーマーズチョイス賞を受賞した。2006年にイスタリ(フランス)やクワインドゲームズ(オランダ)などからリメイクされ、オランダゲーム賞を受賞、フランス年間ゲーム大賞にノミネートされている。今回の日本語版は2022年のコーリアボードゲームズ(韓国)版に基づく。
16世紀のイタリアを舞台に、メディチ家やボルジア家など名門貴族が敷地内に建物や公園を作り、芸術家や学者を招いて名声を競うオークションとタイル配置のゲーム。
ゲームは7ラウンドにわたって行われる。毎ラウンド、森・湖・公園タイルなどをオークションで獲得してから、建物を建て、人物カードで作品を完成させる。タイルを敷地内に収めるパズルと、人物カードに指定された環境を整えるセットコレクションの両方を同時進行で進めなければならない。建物の建設や作品の完成、条件の達成によるボーナスなどによる名声点で勝敗を競う。
新版には拡張「ミューズと王女」「共同建築」のほか、ソロプレイルールも入っている。ドイツゲームの粋が詰まった名作の復活だ。
ダイソーで『アノミー』など2タイトル発売
「DAISOデザイナーズボードゲーム」は、馴染みの少ないファミリー層や初めての方にも楽しめるボードゲームを目指し、2020年11月より販売開始。これまでに24タイトルがリリースされている(第1弾5タイトル、第2弾7タイトル、第3弾6タイトル、第4弾3タイトル、第5弾3タイトル)。
『ANOMIE/アノミー』は「遊ぼーど!」がゲームマーケット2022秋で発表した2人ゲーム。太陽と月に分かれ、3×3のマス上で同じ色のタイルを表で3つ揃えることを目指す。タイルを置くたび、一列のタイルが表から裏へ、裏から表に変わるため、揃えるのは容易ではない。縦横斜めに裏返せるANOMIEで逆転を狙う。ゲームデザイン:遊ぼーど!、イラスト:na.tsu.、2人用、8歳以上、5~10分。
『食べ残しNOゲーム』はフードロスを減らしてお店を経営するゲーム。小学6年生の考案によるもので、ゲームマーケット2019大阪で発表された。食べ残しゼロでボーナスがもらえる。ゲームデザイン:栗田哲&未来価値創造大学校、2~4人用、10歳以上、15~60分。