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アマゾンに2人用バリアント

 今月になって日本でもメビウス便で紹介され始めたドーラの新作アマゾン(Amazonas)に2人用バリアントが発表されました。考案者はデザイナーではなく一般の愛好者で、Spielboxのフォーラムで提案されたものを何回かテストプレイした改良版です。

 アマゾンは久しぶりのドーラの新作で、ドイツの愛好者からも期待が高い作品。メビウス便を皮切りに日本で遊ばれたとき、期待に違わず面白いのか真価が試されることになるでしょう。(Dorra-Spiele

【アマゾン・2人用バリアント】

・2+3の得点チップ2枚だけ用いる。

・1人分の小屋を中立小屋とし、2人で6つずつ分ける。中立小屋は手番の最初に1つずつ、どの村にでも建てることができる。コストは無料で、相手を妨害するように建てる。これによって相手の行動に対応しやすくなる。中立小屋は最初の6ラウンドで全部使ってもよいし、あとのラウンドにとっておいてもよい。

・中立小屋を建てるときには以下の制限がある。

 1.その村で場所が1つしか残っていない場合は、もう建てられない。

 2.1つの村には1つまで。一番安い空き場所に建てること。

 3.場所が2つしかない村に、中立の小屋と自分の小屋という組み合わせで建ててはいけない。ただし安い方の場所に中立の小屋をたて、高い方に研究基地を建てることは可能。したがって相手を村から締め出したいならば、1金多く払って自分の小屋を建てなければならない。

・追加勝利ポイント…研究エリアでより多くチップをもっていれば追加で1勝利ポイント。例えば蝶類を4つ持っていて単独1位ならば、4+1=5勝利ポイントとなる。

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ゲームマーケット、今年も盛会

 3月27日(日)、今年で6回目となる日本最大のボードゲームイベント、ゲームマーケットが東京都立産業貿易センターで開催されました。一般来場者は650名ほどで、レアな中古ゲームと少量生産の同人ゲームをめざしてたくさんの人がつめかけ、企業から同人まで出展した60団体の各ブースや、公開オークションはいずれも大盛況だった模様です。

 特に今年は先日ヒッポダイスデザイナーコンテストで優勝した「スクウェア・オン・セール」をはじめ新作同人ゲームが数多く発表され、ここでしか手に入らないとあって大人気。ほとんどのゲームが完売御礼となりました。当サイトでは新作評価アンケートを行っております。ご協力ください。

 ボランティアのスタッフの苦労ははかりしれないものがありますが、毎年続けられている恒例行事としてゲームデザイナーの活動の柱にもなっており、今後のさらなる継続が期待されます。(ゲームマーケット

【主なレポート】

入場者(−むら−の日記)…運営者の視点から

レアなゲームの入手(A Peace of Poison)…計画性と人海戦術

準備編(Hammer Works)…発表までの長い道のり(当日編)

気になった点(かゆかゆの雑記帳)…調整の必要な課題

一泊二日(アスガルド)…前の日から満喫

バネスト人気(神尾屋本舗)…エッセンの注目作をずらり

デザイナーインタビュー(ボードゲームを始めよう)…後に続け

ボードゲームのおもちゃ箱…7作の新作を発表

カワサキファクトリー…デモプレイも盛況

はてなダイアリー「ゲームマーケット」を含む日記

Google検索「ゲームマーケット 2005」