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動画がボードゲームメディア賞を獲得

ボードゲームデザイナー連盟(SAZ)は、2009年のアレックス賞に、動画でゲームをレビューしたJ.ケーニンガー氏を選んだ。副賞として賞金1000ユーロが贈られ、ニュルンベルク玩具見本市で授賞式が行われる。
アレックス賞は、ボードゲームの紹介に多大な貢献をした記事に贈られるメディア賞。デザイナーの故アレックス・ランドルフ氏からその名が取られた。今年受賞したのは、ボードゲームサイト「クリッケンアーベント」に投稿された『ディディ・ドッター』のレビュー。動画でゲームのルールを分かりやすく説明し、実際に遊ぶシーンを入れて楽しさが伝わるように工夫してある。
動画配信が一般的になるに及び、ドイツのゲームサイトでは動画でゲーム紹介をするところが増えてきている。言葉だけではなかなか伝わりにくかったボードゲーム紹介に新しい可能性を開くものとして注目される。
cliquenabend.de:Didi Dotter(受賞作品)
Spielautorenzunft:ALEX 2009(docファイル)

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『ドミニオン』に日本語版計画

昨年のエッセンで発売されて以来、各地で大人気を博している『ドミニオン』に、日本語版の計画が進んでいることがリオグランデ社のホームページで明らかになった。
明らかになったのはリオグランデ社がクリスマス前に掲載した年末年始の挨拶文。その中で、『ドミニオン』がわずか2ヶ月で売り切れ、2月に再発売する予定であること、3月か4月に最初の拡張セットを発売予定であること、各言語でも発売することを述べている。
計画に入っているのはすでに発売されているドイツ語版のほかにイタリア語、スペイン語、中国語、韓国語、チェコ語、ハンガリー語、ポルトガル語、ポーランド語、そして日本語の9ヶ国語。いずれも3月までにリリースしたいとしている。
リオグランデ社の販売計画は遅れることが多いが、今、世界中の愛好者に支持されている傑作が日本語で発売される日が待ち遠しい。
Rio Grande Games:Happy Holidays!