ポルトガル年間ゲーム大賞に『マリア』
ポルトガル年間ゲーム大賞は、サイトのメンバーが10タイトルの新作を挙げ、その中から最終候補を5タイトルに絞って投票にかけられる。コンポーネント、テーマ、システム、繰り返しプレイする価値、インタラクション、総合的な楽しさの6項目で審査され、ベストゲームが決まる仕組み。過去には『アグリコラ』『ブラス』『インペリアル』などが選ばれている。
『マリア』はドイツのヒストゲームズがリリースしたウォーゲーム。マリア・テレジアがオーストリア大公になって起こったオーストリア継承戦争を、オーストリア、フランス、プロシアに分かれて3人で戦う。プレイ時間が2〜5時間という長時間ゲームである。
ポルトガル出身の歴史人物がタイトルになったイタリアのゲーム『バスコダガマ』が次点。残りの3タイトルは、全てイギリスのゲームデザイナーM.ウォレスの作品だった。
【ポルトガル年間ゲーム大賞2009】
大賞:マリア(Maria)
2位:バスコダガマ(Vasco da Gama)
3位:ウェンズリーデイルへの最終列車(Last Train to Wensleydale)
4位:オートモービル(Automobile)
5位:帝国の夜明け(Rise of Empires)
・Spiel Portugal:Jogo do Ano 2009
『サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ』にダイスゲーム
『ミリオンダイス』は、6個のダイスを振って、得点になったものを取り除き、残りを振り直し、得点できなかったら0点になってしまうバーストゲーム。ヴァリアントの『グリード
ネット上の仮想世界OZを舞台に、「キングカズマ」こと佳主馬と、「マキ」こと真紀が、OZを悪用する巨悪に立ち向かう。OZでは無敵の「キングカズマ」と、リアル世界では中学生に過ぎない佳主馬の、2つの世界での活躍が見ものだ。『ミリオンダイス』は2回登場し、ストーリーに重要な役割を担っているが、詳しくは読んでみてのお楽しみ。
作者の土屋つかさ氏は『放課後の魔術師(メイガス)』シリーズで時折ボードゲームを登場させており、また「染井吉野」というサークル名で今月のコミックマーケットにオリジナルボードゲーム『行商と信頼』を発表するなどボードゲーム愛好者として知られる。
・土屋つかさの今か無しか