Posted in イベント

ゲームマーケット、初の大阪開催

国内最大のボードゲームイベント「ゲームマーケット」を運営するアークライト社は、来年の3月4日(日)、大阪マーチャンダイズ・マート(中央区大手前)にてゲームマーケットを開催することを発表した。
浅草で毎年(今年から年2回)開催されているゲームマーケットが、浅草以外で開催されるのは初めて。関西以西のボードゲーム愛好者にとって朗報だ。出展者募集は12月から始まる予定で、詳細はホームページで発表される。
一方、浅草のゲームマーケットも例年通り行われ、来年は5月13日(日)であることが発表された。春と秋のほかに大阪が毎年開催されるとすれば、年3回体制となる。
その前に11月27日(日)、「ゲームマーケット2011秋」が浅草の都立産業貿易センターにて行われる。出展申し込みはすでに締め切られ、ホームページで出展情報が出始めているのでチェックしておこう。
Game Market:ゲームマーケット、大阪開催について

Posted in ら行

ラープを倒せ(Schlag den Raab)

盛り上げどころを心得て
ラープを倒せ
シュテファン・ラープというタレントに視聴者がさまざまなゲームで対戦するドイツのテレビ番組をもとにしたボードゲーム。昨年のドイツで一番売れた(20万セット)ボードゲームである。30以上のミニゲームが入っており、その中から何ゲームかをルーレットで選んで交替しながら1対1の対戦を行う。
今回遊んだのは5ゲーム。「卵落とし」はゴム製の卵を胸の高さから落として、跳ね返ったのを拾い、7回で何回拾えるかを競う。卵はなかなかまっすぐ弾まないのでイレギュラーにどれくらい対応できるかが勝負。くさのまさんの勝利。
続いては「どっちが近いかクイズ」。ゲームに入っているクイズを読みあげて、2人がメモ用紙に回答し、より近いほうが勝ちで4ポイント先取。「人類の最高身長記録は何センチ」「月にあるゴルフボールの数」「アフリカの国数」などが出て、勘が冴えたくさのまさん連勝。
3ゲーム目は「記憶並べ替え」。25枚のタイルを3分間で覚えて、見ないで再現するという記憶ゲーム。覚えている最中に後ろで卵落としの練習をしている人がいたが、めげずに15ポイントで私の勝利。
4ゲーム目は「カタパルト」。シーソーで旗を飛ばして、箱に入った得点の合計を競う。最後まで劣勢だった神尾さんが、最終で最高得点をマークし勝利。
5ゲーム目は「ゲート」。4つのゲートにおはじきでコマを入れて、合計を競う。全部のゲートに入れるとボーナスがあるのがポイントで、入ったコマの数が少なかったものの、このボーナスで神尾さんが1点差の勝利。「さすがテレビ番組の盛り上げどころを心得ている」と好評だった。
これでもまだほんの一部にすぎない。さらに今年になって続編も出ている。規定ゲーム数をみっちり遊ぶよりも、人数が集まるまでの間などにちょこちょこと遊んでいきたい。
Schlag den Raab
M.キープス/ラベンスバーガー(2010年)
2〜6人用/12歳以上/45〜90分
国内未発売