Posted in 国産新作ゲーム

ドロッセルマイヤーズ、パーティーゲーム『HYKE』発売

東京・中野でボードゲーム専門店を営むドロッセルマイヤー商會は今春、俳句を題材にしたパーティーゲーム『HYKE(ハイク)』を発売する。渡辺範明・デザイン、宇佐美詠子・イラスト、真城七子・原案、4〜8人用、8歳以上、20〜30分、発売日、価格未定。
Hyke
R.クニツィアの『モダンアート』をローカライズした『スタンプス』、2人用の協力ゲームとして異彩を放った『アダムとイブ』に続く同社の第3弾。日本独自の表現文化、世界最短の詩である「俳句」を題材にした、風流なパーティーゲームである。
プレイヤーはそれぞれが与えられたテーマに基づいた五・七・五の俳句を詠み、互いにその元となったテーマを当てる。システムはシンプルなクイズ、またはジェスチャーゲームだが、そこに五・七・五という形式があわさることにより、絶妙な制限、意外な表現力、不思議なおかしみを生む。
「俳句なんかつくれないよ!」という人も意外とできるもので、だんだんそれ自体が楽しくなってくると、ついには日常生活でもついつい五・七・五で物事を考えるようになってしまう……そんな日本人の魂をゆさぶるゲーム。「五・七・五という形式そのものがもっている魔力」を作品の核を楽しく味わおう。
ゲームの詳細な内容は、ブログで順次公開される予定だ。
ドロッセルマイヤーズ ブログ:新作発表!!『HYKE』

Posted in 日本語版リリース

アークライト、『キングダム』日本語版を4月発売

アークライトは4月28日、R.クニツィアの名作陣取りゲーム『キングダム(Kingdoms)』日本語版を発売する。2〜4人用、14歳以上、20〜40分、2,940円。
オリジナルは1994年にハンス・イム・グリュック社(ドイツ)から発売された『市場のお店(Auf Heller und Pfennig)』で、2002年、ファンタジーフライト社(アメリカ)が現在のタイトルでリメイク。オリジンズ賞のアブストラクトゲーム部門に選ばれ、2007年にはシステムを応用した『ベオウルフ・ザ・ムービー』も発売された。昨年、正方形の箱になって改版され、今年、フランス語、スペイン語、日本語版が一斉発売される。
プレイヤーは領主となり、盤上で領地を奪いあいながら自分の「キングダム(王国)」を作る。他のプレイヤーの領地に沼地を作ったり、ドラゴンやトロールを呼んで領土拡大の邪魔をすることもできて一筋縄ではいかない。
順番にタイルを置いていって、縦か横の列に全部置かれたら決算。高い土地があればお城から得点できるが、沼地などで邪魔されると失点になってしまう。築城と土地の確保のどちらが先か? 自国を肥やすのか、他国を荒らすのか? 悩みは大きい戦略的タイル配置ゲームだ。
play:game評価コメント:キングダム