『シドマイヤーズ・シヴィライゼーション』日本語版、12月中旬発売
1991年に発売され、1000万セットの大ヒットを記録したPC版の歴史シミュレーションゲーム『シヴィライゼーション』。ファンタジーフライト社(アメリカ)が2010年、ボードゲーム版を発表した(2002年にイーグルゲームズから発売された同タイトルの作品とは全くの別物である)。
一文明の支配者として、外交や戦争を繰り広げ、世界に版図を広げ、新たなる技術を研究・獲得し、帝国を建設し、そして敵の文明を征服する。目指すは歴史上もっとも偉大な文明を作ることだ。PC版の要素―毎回変わるゲームマップ、文明の発展とともに獲得する技術とその発展ツリー、6つの特徴が異なった文明、4通りの勝利条件など―を忠実に再現。戦闘システムはスピーディーながら駆け引きが奥深くなっている。
国内最大級の総合ゲーム情報サイト「4Gamer.net」で先だって紹介され、アナログゲームとしては異例の反響を呼んだ。ボードゲームを普段プレイしないユーザーにも注目度の高い作品となっている。
・4Gamer.net:“Civ”モチーフのボードゲーム「Sid Meier’s Civilization: The Board Game」の日本語版が2012年内に発売。日本語となった内容物の画像を入手
・4Gamer.net:仕事のふりしてゲームを遊びたい!――というわけで,「Sid Meier’s Civilization: The Board Game」を遊んでみたの巻
『ペアペア連想ゲーム(Linq)』日本語版、11月30日発売
オリジナルはエンドレスゲームズ(アメリカ)が2003年に発表した作品。2007年にビーウィッチトシュピーレ(ドイツ)がドイツ語版を発売したことで日本にも広く知られるようになった。今回の日本語版はコスモス社(ドイツ)が2011年に発売したドイツ語第2版に基づく。
各自、お題の言葉が密かに指定される。同じお題をもっている人がもう1人。お題を連想できるヒントを順番に発表していって、自分と同じお題のパートナーを探し出す。ペア同士でお互いに気づけばポイント獲得。ところが、みんなの中にお題をもたない人も混じっており、その人は紛らわしいヒントを出して、誰かのパートナーのふりをする。あまり分かりやすいヒントだと偽者に気づかれてしまうし、かといって分かりにくいとパートナーが気付いてくれない。発想力と想像力を駆使してペアを探そう。気心の知れた友人同士でプレイすれば、飛び出すヒントに思わずくすり。初めて遊ぶ人とでも、いろいろなな発見が楽しめてすぐに仲良くなれるかもしれない。
遊ぶたびに展開が変わり、何度でも楽しめるコミュニケーションゲーム、ついに登場だ。
・アークライトゲームズ:ペアペア連想ゲーム
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