ゲームマーケット2013春新作評価アンケート結果、1位は『Sail to India』
東京ビッグサイトで初めて行われ、5000名が参加した先月のゲームマーケット2013春。国産ボードゲームの新作発表数も過去最多の137タイトルを数えることになりました。その中でどの作品が面白かったか、当サイト恒例の新作評価アンケートを約1ヶ月間にわたって実施しました。
各ゲームの5段階評価を、とても面白い=5~全く面白くない=1として数値化し、平均の高かった順に並べたものが以下のランキングです。右の数字は評価数を表しています。20票以上を掲載しました。
1位になったのはOKAZU Brandの『Sail to India』。大航海時代にポルトガルからインドまで航路を築くゲームです。2位は『テトラコンボ』。コマを移動してパターンを作る2人用ゲームです。さらに3位の『ダンジョン オブ マンダム』まで、定評のある作家が500円ゲームズ・プロジェクトに参加した作品が独占しました。いずれも残念ながら品切れで再版未定です。
アンケートに投票頂いた219名の皆様、ご協力ありがとうございました。
【ゲームマーケット2013春新作評価(評価平均/評価数)】
1.Sail to India(OKAZU brand) 4.39/41
2.テトラコンボ(カワサキファクトリー) 4.30/44
3.ダンジョン オブ マンダム(I was Game) 4.28/67
4.ドンブリコ!(有限浪漫) 4.08/48
5.セブンフォース(みさき工房) 4.05/20
6.アノコロの俺ら(熊熊飯店) 3.91/23
7.とらんぷくえすと(なまはむ) 3.87/23
8.シークレットガーデン(カナイ製作所) 3.82/22
9.アルパカパカパカ(高天原) 3.79/53
10.キャットファーザー(大気圏内ゲームズ) 3.78/41
11.Patronize(OKAZU brand) 3.73/40
12.ロストレガシー(ワンドロー) 3.71/129(評価数最多)
13.忍者問答(TANSANFABRIK) 3.68/37
14.AKINDO(Product Arts) 3.63/24
15.ダイヤモンスターズ(グランディング) 3.56/48
16.ひもサバンナ(OKAZU brand) 3.52/52
17.ROBOTRINO(十式ゲームワークス) 3.50/20
18.雇われギルド(3D6) 3.42/33
19.九百億の魔物の書(遊星からのフリーキック) 3.30/20
20.王さまとカフェ(鍋野企画) 3.26/34
21.PAAR(青い街) 3.19/31
22.小早川(オインクゲームズ) 3.17/92
年齢:10代0.9%、20代30.1%、30代55.7%、40代12.3%、50代0.9%
性別:男92.7%、女7.3%
居住地:北海道・東北5.5%、関東58.4%、都内18.7%、東海・近畿11.9%、信越・北陸2.3%、中国・四国1.4%、九州・沖縄1.8%
ゲームマーケットの参加経験:3回以上64.4%、2回8.2%、1回17.8%、なし9.6%
→過去のゲームマーケット新作評価アンケート結果:2005/2006/2007/2008/2009/2010/2011春/2011秋/2012春/2012秋
5月28日追記:有限浪漫さんの『ドンブリコ!』(4位)がミスによりランクインしておりませんでした。お詫び申し上げます。このため5位以降は1位ずつ繰り下げとなります。
『会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)』、7月中旬発売
幻冬舎エデュケーションは7月中旬、『会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)』を発売する。株式会社人狼の監修、イラスト上田バロン氏、4~20人用、1575円。
地上波テレビで放映されるなど、話題となっているコミュニケーションゲームがついに全国の書店、玩具店で発売されることになった。配られたカードにしたがって「市民チーム」と「人狼チーム」にわかれ、会話や言動などから推理をして、市民チームは市民になりすましている人狼を追放することを、人狼チームはうまく騙して市民を減らすことを目指す。
多人数でないと遊べないゲームだが、本作では4人から遊べるルールを採用して、家族などの小人数でも楽しめるようになっている。特殊な役職は預言者、ボディガード、霊媒師、裏切り者の4種類というベーシックな内容で、未経験者から人狼ゲームファンまで、幅広く楽しめるようになっている。
・株式会社人狼:会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)
・幻冬舎エデュケーション:「会話型心理ゲーム 人狼(JIN-ROU)」発売のお知らせ