Posted in 日本語版リリース

『ティンダハン』日本語版、今夏発売→9月27日

ニューゲームズオーダーは今夏、ドイツのトリックテイキングゲーム『ティンダハン(Tindahan)』の日本語版を発売する。3~5人用、10歳以上、30分、1800円。

トリックテイキングと陣取りを組み合わせた異色の作品。手番にはリードカラーのカードを出すか、リードカラーのフルーツの屋台に店員コマを置く。出したカードで取ったトリックと、店員コマの最多数で取った屋台の得点を競う。残った手札は失点になるので、どんどんカードを出しておきたいところだが、カードを出していると店員コマを置けないというジレンマがある。

オリジナルは2009年にバンブス・シュピーレ(ドイツ)で発売された『フィリピン・フルーツ・マーケット(Filipino Fruit Market)』という作品の1つ。2つのゲームを同梱していたが、今回はそのうち1つだけ製品化されることになった。イラストはコンピュータグラフィックだったオリジナル版から、ママダユースケさんのものに変わって雰囲気たっぷりだ。

制作を手がけたB2Fゲームズの吉田店長によれば、愛好者の間では通好みのゲームとされているが、トリックテキングを知らない人にも楽しめる作品だという。

B2FGames:カードゲーム「ティンダハン」日本語版、夏リリース予定です。
Bambus Spiele:Filipino Fruit Market
play:game評価コメントリスト:フィリピーノフルーツマーケット

Posted in 国内ニュース

ホビージャパン、6~9月の輸入リストを発表

ホビージャパンは6月下旬と9月下旬に発売する予定の輸入ゲームリストを発表した。英語などの外国語版だが、日本語ルールが添付される。

タイタニウム・ウォーズ(Titanium Wars)
F.ジェラード作/イエロ(フランス)/3~4人用/60~90分/5670円/6月下旬
銀河辺境を探検していた探査隊は、新たなエネルギー、タイタニウムを発見した。人類の列強勢力は、タイタニウム埋蔵量が豊富な惑星を確保するため、艦隊を差し向けた。プレイヤーは列強勢力の指導者となり、星間国家を拡張し、艦隊を造り、その艦隊を武装して、「タイタニウム戦争」に勝つことを目指す。
作戦によって参加できる戦力の種類や解決順も異なる。さらに勢力ごとに固有の特殊能力があり、これらを生かした作戦行動を選ばなければならない。
今日もプレイミス:チタニウム戦争
特設公式サイト

クウィックス(Qwixx)
S.ベンドルフ作/ニュルンベルガー・シュピールカルテン出版(ドイツ)/2~5人用/15分/1890円/6月下旬
ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたダイスゲーム。4色の2から12までの数が表示されているスコアシートを受け取り、自分のシートのダイスの目の数にできるだけたくさんのX印を付けることを目指す。
X印は、左から右へ付けなければならず、いったん印を付けてしまった列は、それより左側の数に付けることができなくなる。しかも1列の一番右側の数に誰かがX印を付けるとその列は終了になり、全員がその色の列にX印を付けられなくなってしまう。
ホビージャパンは『アウグストゥス』をすでに発売し、『花火』は多言語版を出すので、これでノミネート作品を全部扱うことになる。
TGiW:クウィックス

スパイリウムスパイリウム(Spyrium)
W.アティア作/イスタリゲームズ(フランス)/2~5人用/60分/5670円/9月下旬
待ちに待った『ケイラス』の作者の新作が登場。パラレルワールドの大英帝国において、工場を建設し、工員を雇って「スパイリウム」という新物質を製造する。「スパイリウム」は希少で高価であるため、わずかでもかき集めなくてはならない。
ゲームは、工員を配置をするフェイズと、活性化(カードの購入や、工場の稼働)するフェイズに分かれており、配置から活性化にどこで切り替えるかがカギとなる。どれだけの行員を動員してどのアクションを行うのか、そしてそのアクションを使ってどれだけ「スパイリウム」を獲得できるのか。収入や工員の賃金を上手に管理して工場を効率的に使おう。