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えんかい(Enkai)

「ニャー」で伝えるニュアンス
えんかい
ランダムに並んだ十二支のコースターを、合言葉だけで正しく並べ替える協力ゲーム。ゲームマーケットは大阪にしか出展していないたなごころの新作で、量産できないこともあって予約は10分で打ち切られ、当日分も10分で売り切れたという。
十二支のコースターを裏返して環状に並べ、参加者にアクションチップを配ってスタート。自分の番には、アクションチップを使って「3枚を自分だけ見る」「2枚を交換」「1枚をめくる」「みんなで相談」のアクションを行う。
「みんなで相談」が出たとき以外は、合言葉しか話していけないのがルール。1ゲーム目は「ニャー」、2ゲーム目は「チュー」を合言葉としたが、音の高低や表情で意外と伝わるものである。「ニャー!、ニャー!、ニャ~・・・」
コースターは12番目の「亥」の場所が指定されてあり、それを基準に1番目の「子」から順番になるように並べ替えていく。全員のアクションチップがなくなるか、3枚目の「1枚をめくる」が出たらゲーム終了。コースターを全て表にして、合っていたら全員の勝利、間違っていたら全員の敗北となる。
3枚を見たときに、位置が合っていたかどうかは語調で伝えられるが、そうでない場合に何だったかは伝えるのは至難の業。通しサインでも作っておけばもちろん楽勝だが、『花火』と同じで安易な勝ち方に流れたくないものだ。一方、自分で知っているものだけ直しても、ゲームが終わるまで正しく並べ替えることは難しい。その中間あたりの、伝わるか伝わらないかのところに賭けてみるのが楽しい。
コルクにレーザーカッターで印刷したコンポーネントと、それをきれいに収納する円形の変わったボックスも見どころだ。
えんかい
たなごころ/たなごころ(2014年)
4~12人用/15~20分
絶版・再販待ち

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『ドブルキッズ』発売、体験イベントも

クレーブラットは14日、同じ絵柄を素早く見つける『ドブル』のキッズ版『ドブルキッズ(Dobble Kids)』を発売した。2~6人用、4歳以上、15分、2500円。
日本経済新聞社が選ぶ2012年のボードゲームランキングで1位となった『ドブル』を小さな子どもでも遊べるように改良。2012年にアメリカで発売され、翌年にアスモデ社が現在のタイトルで発売した。
ルールはとても単純で、同じ種類の動物を選ぶというゲームは4歳未満でも遊ぶことができる。ほかにも5パターンのゲームがあり、子どもから大人まで楽しめるようになっており、『スティッキー』や『テディメモリー』に並ぶ小さい子ども向けの定番として期待される。
クレーブラットでは、発売を記念して3月21日(祝)13:00からクレヨンハウス大阪店にて、22、23日(土、日)11:00~17:00に千里阪急百貨店5Fイベントスペースにて無料体験イベントを行う。お近くの方は覗いてみてはいかが。