『ピットデラックス』日本語版、11月15日発売
アークライトは11月15日、3~8人用、7歳以上、30分、2500円。
1904年、パーカーブラザーズ社(アメリカ)から発売されて以来、100年以上の間に版が重ねられてきた古典的名作。日本でも、トミーから1989年に一度、日本語版が発売されており、25年ぶりの日本語版となる。
オレンジや大豆などのカードを全員に配り、ほかの人と交換して手札を同じ絵のカードに揃えることを目指す。プレイの順番はなく、交換したいカードの枚数を口頭で告げ、同じ枚数同士がいれば交換が成立。こうして手札が揃ったら即座にベルを鳴らしてラウンド終了となる。いずれかのプレイヤーが一定の点数に達すれば勝ちだ。
ゲーム開始とともに「1枚、1枚!」「3枚、誰かいない?」など、商品取引所の騒がしさと興奮を味わうことができる。バリエーションルールとして、「静かなピット」も付属し、新しい楽しみ方もできる。
・アークライトゲームズ:ピット完全日本語版
シュピール’14:クイーンゲームズ
『キングダムビルダー』で大賞を受賞したドイツの出版社です。
J.ベルガー、J.グプタ作、2~4人用、8歳以上、20分。
全員がダイスを同時に振るスピーディーなダイスゲーム。インドで春を祝うお祭り「ホーリー」にちなみ、カラフルな色が用いられます。中央には4つのダイスがあり、各自9つのダイスを振ります。ダイスの組み合わせで中央のダイスをほかのプレイヤーより早く取ることを目指します。
K.A.オストビー作、2~4人用、10歳以上、15分。
制限時間内にダンジョンを脱出する協力ゲームの続編。ゾンビの襲撃から生き残ったプレイヤーたちが、街の教会に隠れています。必要な用具を集め、古いマイクロバスに乗って街から脱出しなければなりません。
15分間のサウンドトラックCDを流してプレイします。この時間が終わると、ゾンビは手に負えなくなり、敗北が決定します。
D.X.ヴァッカリーノ作、2~5人用、10歳以上、30分。
犯罪者のボスとなってお金を稼ぐカードゲーム。各自12枚の手札から1枚を選び、同時に公開してアクションを行います。そして残りのカードをそれぞれ左どなりのプレイヤーに渡します。こうして10ラウンドを行い、勝敗を競います。
カードには銀行に支払うなどのコストのかかるもの、プレイするには別のカードを出しておかなければならないなどの条件があるものがあります。プレイしたカードで手に入れたトークンを換金し、所持金と足して合計が多い人が勝ちます。
D.ヘン作、3~5人用、8歳以上、45分。
ローマの商人となって商品を街や神殿に運ぶゲーム。海上を移動し、契約に従って商品を届けます。契約には順序があるので、順路を考えて契約を受けたほうがよいでしょう。契約を果たすと神殿から好意か、お金をもらえます。お金は船の移動力を増やすのに使います。最終的には、神殿の好意を最も多く集めた商人が勝利します。
F.ティベン作、2~4人用、10歳以上、60分。
塔に攻め込んでくるオークの集団を、賢者たちが退治するデッキ構築ゲーム。呪文をとなえ、オークを蹴散らし、その腕前を競います。塔の周りには放射線状に6つの道があり、外側からオークが攻めてきます。オークは3種類あり、強さや倒したときに得られる能力が異なります。毎ラウンド、はじめに運命カードを引いて、今回の重点とルール変更があります。最後は倒したオークや覚えた呪文が得点になり、デッキの中にある毒カードが失点になります。
J.ベルガー、J.グプタ作、2~4人用、6歳以上、20~30分。
魔法使いに捕まる前に、ドラゴンの子どもを巣に帰すゲーム。2人のプレイヤーが1本の杖をもち、魔法の力でドラゴンの子どもを運びます。