難民にボードゲーム配布プロジェクト、ドイツ
シュテフェン・シュピーレが、ドイツ・ガールスカウト・ラインラント支部との共同で行うプロジェクト。現在、シリア方面から次々とドイツに入国している難民のためにボードゲームを開発し、キャンプなどに無料配布する。プロジェクトの概要には、「もちろん基本的な生活条件が第一ですが、窮地にある人たちが必要としているのは基本的な支援だけではありません。社会的で文化的な活動が、食料や屋根と同様に人間らしさを作ります」「ボードゲームはさまざまな文化グループや国に属する人たちがひとつのテーブルに座り、お互いが意外と異ならないことを教えてくれます」と説かれている。
製造されるのは『ファイブ!(Five!)』という新作のタイルゲームで、言語依存がなく、子供から大人まで楽しめる5つのルールが入っている。しかしルールブックは難民にも理解できるよう、アラビア語、ダリー語、ウルドゥー語に翻訳してくれる人も募集する。
ドイツではほかにも10月に、シュミット・シュピーレとハンス・イム・グリュック社が難民と住民が一緒にボードゲームをプレイするイベントを開催し、500名が参加している。
・betterplace:Give me FIVE!
池袋にJELLY JELLY CAFE 2号店、開店資金を募集
渋谷のボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」は2016年1月、池袋に2号店を開店することを発表し、クラウドファンディング「Makuake」で開店資金を募集している。一口2000円からで、目標金額は50万円。12月25日まで。
JELLY JELLY CAFEは2011年9月に渋谷にオープンしたボードゲームカフェ。オリジナルゲームの制作やテレビ・雑誌の収録などで目立った活動を展開している。来年1月に開店する予定の2号店は、池袋駅徒歩3分という好立地にあり、仕事帰りなどに気軽に立ち寄れる場所を目指す。
今回の資金はカフェ店内改装費用、ボードゲーム購入費用に充てられ、出資者には渋谷・池袋店共通の遊び放題チケットがプレゼントされる。すでに目標金額の半額以上が集まっており、進捗状況は上々のようだ。
・Makuake:ボードゲームカフェを池袋に!JELLY JELLY CAFE 2号店をオープン