カードが掠め取られませんように!『アブルクセン』日本語版、3月15日発売
オリジナルは2014年、ラベンスバーガー社(ドイツ)から発売された。数々の大賞作品を生んだW.クラマーとM.キースリングの作品で、オーストリアゲーム賞大賞、アラカルトカードゲーム賞1位、エッセンの羽根・模範ルール賞、国際ゲーマーズ賞でノミネート、日本ボードゲーム大賞3位など高い評価を得ている。タイトルは「Abluchsen(くすねとる)」をもじったもの。同タイトルでメビウスゲームズが輸入版を扱っている。
最初に配られる13枚の手札を全て、自分の前に出すことを目指す。同じ数字なら何枚で出してもよいが、ほかのプレイヤーから同じ枚数で数字が大きいカードが出されると、自分の出したカードはくすね取られてしまう。しかしくすねとられたら補充できるので、次にもっといいカードを出せるチャンスが広がることもある。あまり溜め込んでしまうと、ほかの人が早上がりして大失点になってしまうかもしれない。
カードの出し方にさまざまな戦術がある奥の深い作品。どう攻めるか、どう立て直すか、知恵を絞るのがヤミツキになる。
内容物:数字カード104枚、ワイルドカード5枚、手番カード1枚、ルール説明書1枚(※カードサイズ:59×92mm)
アダルトボードゲームフェス in OSAKA、3月31日なんば紅鶴にて
日本のアダルトボードゲームの振興を目指して行われる初のイベント。ゲームマーケット2018大阪の前日に、アダルトボードゲームの試遊、海外アダルトゲームのローカライズ・ワークショップ、ビキビキビンビンラジオ(公開収録)を行う。
ポッドキャスト「豚の鳴き声」で3回配信されたビキビキビンビンラジオがもとになって生まれたイベント。ディアシュピールが昨冬に日本版を発売した『プライバシー』など、欧米では割と一般的なアダルト向けのボードゲームが、日本国内でも一大ジャンルとして確立し、企業・同人を問わずもっとたくさん制作されるきっかけとなることを目指す。
出演は朝戸一聖(タンサンファブリーク)、酢豚(ポッドキャスト「豚の鳴き声」/グループSNE)、momi(ポッドキャスト「ほらボド!」)、川口正志(ディアシュピール)、川西喜勝(collectio)の各氏と、当サイトの管理人。
参加申込はツイプラ(下記リンク)にて。告知から1日足らずで、すでに定員の半分が埋まる状況となっている。なお当日は18時から、「ゲームマーケット2018大阪」前日交流会
・TwiPla:アダルトボードゲームフェス in OSAKA