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日本版The One Hundred 2018、『テラフォーミング・マーズ』2年連続トップ

好きな非電源系ゲームを挙げる毎年恒例の年末投票「日本版The One Hundred」投票が11月30日から12月10日まで行われた。発起人と集計はさとーとしき氏(twitter)。Google Formを使って各自がオールタイムベスト15を投票した。今年の投票者数は340人で、去年(346人)とほぼ同じ人数。
1位は昨年に引き続き『テラフォーミング・マーズ』。2016年に発売され、日本語版は昨年発売されたばかりの新作だが、短命化が進む近年のゲーマーズゲームでは異例の人気が続いている。2位『プエルトリコ』と3位『宝石の煌き』は昨年と同じで不動。続いて今年の世界的代表作『アズール』が4位にランクインした。
新作の最高位は『クアックサルバー』で29位、国産の最高位は今年も『ごいた』で20位。国産は103タイトル中7タイトルと昨年から1タイトル減り、ゲームマーケットでの盛り上がりに反してまだまだ評価が低い状況だ。日本語版の割合は全体の61%(昨年比-5%)、新作の割合は18%(昨年比+3%)。
毎年、このリストをもとに愛好者が所有数とプレイ数をカウントする「ゲーマー度」診断が行われている。まだ遊んだことがないタイトルがあれば、この機会にチェックしてみよう。
【日本版The One Hundred 2018 投票結果】
1(1→):テラフォーミング マーズ 75票 ●
2(2→):プエルトリコ 66票
3(3→):宝石の煌き 58票 ●
4(78↑):アズール 56票 ●
5(9↑):アグリコラ 53票 ●
6(24↑):ガイアプロジェクト 52票 ●
6(5↓):マルコポーロの旅路 52票 ●
8(14↑):サイズ大鎌戦役 48票 ●
9(10↑):コンコルディア 47票
9(7↓):ドミニオン 47票 ●

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街づくりカードゲーム『ハピエストタウン』12月3日一般発売

ホッパーエンターテイメントは12月3日、街づくりカードゲーム『ハピエストタウン(Happiest Town)』を発売した。ゲームデザイン・佐藤敏樹(さとーふぁみりあ)、アートワーク・高見誠、アートディレクション・長谷川登鯉、2~4人用、6歳以上、15分、1600円(税別)。
happiesttown.jpg
初版はゲームマーケット2018秋でさとーふぁみりあから発売されたもの。『8ビットモックアップ』でゲームマーケット大賞を受賞したデザイナー・イラストレーターコンビの新作キッズゲームとして注目されていた。発売元のホッパーエンターテイメントはロングセラー作品『レシピ』を製作したところで、キッズゲーム特有の、時間をかけた浸透を得意としている。
各プレイヤーは市長となって、その街に住む人々の幸せのため街づくりを行う。はじめはコンビニからスタートし、その収入で場の建物を入手し、収入を増やしていく。建物は山札から価格帯別に3種類、ランダムに登場。また住宅やインフラを建設することもできる。こうして誰かが10軒作ったらゲーム終了で、「人口×幸福度」で勝敗を決める。建設できる施設は学校、動物園、空港、温泉施設など40種類以上。テキストはフリガナ付き。
より幸せな街づくりのために多くの資金を集め、どんな施設を建設して、どんな街にしていくのかはプレイヤーの判断とセンス次第。人口をもたらす建物と幸福度をもたらす建物をバランスよく建設しよう。毎回ゲーム展開が変わる、楽しい街づくりカードゲームだ。
内容物:ゲームカード86枚、ゲームコイン20枚(白15枚、黄5枚)、取扱説明書1枚、取扱注意書1枚