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石庭を作る協力ゲーム『NARABI』日本語版、1月下旬発売

ホビージャパンは1月下旬、協力ゲーム『Narabi(並び)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・D.フェール、3~5人用、10歳以上、10~15分、1500円(税別)。

今年『ウッドランド』でドイツ年間ゲーム大賞に推薦されたスイス人デザイナーの作品で、ライフスタイル社(ロシア)から発売された。
プレイヤーは庭師となり、全員で協力して石庭を完成させる和風テイストの協力ゲーム。限られた情報の中、各自の目の前の0~9のカードを交換しながら数値順に並べることを目指す。

自分の手番には、自分の手前のカードのうち1枚を、裏面の交換条件(赤いカード、偶数、高い数字など)に従って他のプレイヤーの前のカード1枚と交換する。25手番以内にテーブル全体のカードの数値を降順か昇順に正しく並べよう。ただし、ほかのプレイヤーに交換条件を言ってはならず、自分の前にあるカードの順番も変えてはならない。成功させるにはチームワーク、質問力、記憶力、戦術が求められる。

表面となる石庭カードと裏面となる条件カードそれぞれを2枚1組でカードスリーブに入っており、ゲームごとにカードの新しい組み合わせでチャレンジできる。基本ルールではイエス・ノーで答えられる質問ができるが、上級ルールでは一切話ができず、直前のやり直しもできないルールになる。

内容物:庭石カード15枚、条件カード15枚、カードスリーブ15枚、得点カード1枚、得点トークン1個、ルールシート
narabiJ.jpg
(完成例)

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ラノベにカードゲーム付録『妹が多すぎる。』

ガガガ文庫(小学館)が18日に発売した平坂読氏のライトノベル『妹さえいればいい。』11巻の特装版にカードゲーム『妹が多すぎる。』が付いている。2800円(税込)。
『妹さえいればいい。』はテレビアニメ化もされているライトノベル。第11巻の作中で登場するカードゲームの実物が付録になっている。元になったのは大気圏内ゲームズの『シンデレラが多すぎる』で、作中でも解説がある。

『シンデレラが多すぎる』なら、この部屋で何度も遊んだことがある。プレイヤーは王国の有力者となり、頭の弱い残念な王子に、自分の息がかかった者のことを「シンデレラ」だと信じ込ませるのが目的。ルールは簡単でプレイ時間も短く、手軽に奥の深い駆け引きが楽しめるカードゲームである。

『妹が多すぎる。』は、交通事故で記憶を失った売れっ子作家のために、複数の出版社が実在しない妹を用意して引き抜こうというゲームになっている。使われている属性はTeen、Young、Loli、Adult、エビ、カニ、犬、猫、うさぎ、男、巨乳、普乳、貧乳。カードの効果による消去法で残った手札のうち、ランクの高いものが「妹」と認定される。
『妹さえいればいい。』ではこれまでも作中にたくさんのボードゲームが登場しており、JELLY JELLY CAFEで実際に遊ぶイベントも行われている。
小学館:妹さえいればいい。