アンケート:同居家族とボードゲームする機会
【アンケート】ここ最近、同居家族とボードゲームをする機会は増えましたか?
— TableGamesintheWorld (@hourei) April 13, 2020
新型コロナウィルスの感染拡大による臨時休校や外出自粛により、自宅にいる時間が増えている昨今、ボードゲームカフェは休業、ボードゲームサークルは会場閉鎖でホビーボードゲーマーにとっては厳しいときが続いている。一方、国内外でボードゲームの売上が増加しているというニュースが入ってくる。購入したボードゲームを遊ぶとすれば、ごくごく親しい友人や家族をおいて他にない。
アンケートでは、同居家族なしと回答した方が22%で、近年の単独世帯割合27%よりやや少ないが、これは回答者の偏りもあるだろう。同居家族がいる場合を100%とすると、以前より「増えた」という方が25%、「減った」が13%、「変わらない」が62%となる。「増えた」という方が4分の1いるのは、自宅にいる時間が増えたことが多かれ少なかれ一因となっているのではないか。
「変わらない」と答えた6割以上の方には、これはもともと遊んでいて今も遊んでいるというケースと、もともと遊んでいなくて今も遊んでいないというケースがあるだろう。後者は工夫次第でつきあってもらえるかもしれない。
拙著『ボードゲームワールド』の巻末トークで、テンデイズゲームズのタナカマ店長が「長く続けるコツは、環境が変わったらすり合わせたり、スタイルを変えて付き合っていくことなんじゃないですかね」と語っている(137ページ)。一足飛びに『テラフォーミング・マーズ』を遊ぶのではなく、20~30分程度のゲームを出してカジュアルに遊んでみてはいかがだろうか。
延々遊んでいられるカードゲーム『ラマ』(2~6人用/8歳以上/20分/1500円)、美味しそうな見た目で遊びたくなる『もっとホイップを』(2~5人用/8歳以上/20分/2000円)、おしゃれな『ファフニル』(2~4人用/9歳以上/20分/2200円)あたりが当サイトからのオススメだ。
『ダンガンロンパ はじめての学級裁判』6月上旬発売
『ダンガンロンパ 1・2 超高校級の人狼』(アルジャーノンプロダクト、2013年)に続き、スパイク・チュンソフトの人気アドベンチャーゲームシリーズが再び正体隠匿ゲームになった。発売10周年となるシリーズ第1作「希望の学園と絶望の高校生(PSPソフト)」のキャラクター16名が登場し、学園内で発生した殺人事件の犯人を探す。人狼系ゲームだが、今度はGM不要で短時間でプレイできる。
「シロ」と「クロ」の2つの陣営に分かれ、お互いに正体がわからない状態で他のプレイヤーの情報をカードなどで集め、対話をしながら正体を探る。「シロ」は殺人事件の犯人である「クロ」を学級裁判で1人でも処刑することができれば勝利、「クロ」は自分の正体がばれないよう注意して他のプレイヤーが処刑されれば勝利となる。
前半の推理パートではキャラクターカードと作品本編で起こった出来事等をモチーフにした「イベントカード」を使用し、情報収集や自分が有利になるような効果を発動させながら推理を進める。後半の学級裁判パートでは前半の情報を元に話し合いを行い、「クロ」を特定する。
苗木誠、舞園さやか、十神白夜、腐川冬子、大神さくらなど、登場するキャラクターには個性を生かした設定があり、組み合わせを変えることによって毎回異なる展開が楽しめる。
内容物:キャラクターカード 16枚、イベントカード 16枚、陣営カード6枚、取扱説明書 1枚
日本卓上開発:はじめての学級裁判