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2019年のボードゲーム各賞受賞

新作のリリース数が国内外で急増中の今、1年間のボードゲーム賞を縦断的に見ることはますます重要性を帯びている。そこで世界各国で今年発表された30ほどのボードゲーム賞をまとめ、5回以上登場したタイトルは赤でマーキングした。未発表のものは、発表があり次第追加する予定。
言及回数は以下の通り。昨年は『アズール』が22回と席巻したが、今年はゴールデンギーク賞に多選された『ルート』が11回で最多となっている(昨年の『グルームヘイヴン』のポジション)。また昨年も5回以上言及された『ザ・マインド』が今年ドイツ語圏外でも評価され、通算で15回になった。一方、今年の話題作『ウィングスパン』は英語圏で評価されず回数が伸びていない。

  • ルート 12回
  • テオティワカン:シティオブゴッズ 11回
  • ブラス・バーミンガム、クロニクル・オブ・クライム、キーフォージ 8回
  • ザ・マインド、西フランク王国の建築家、ジャストワン 7回
  • ディテクティブ、ウィングスパン、クアックザルバー 、アンダーウォーターシティーズ、コインブラ 6回
  • エバーデール、ニュートン 5回

『ルート』日本語版は現在版元品切れ中。『ブラス・バーミンガム』、『テオティワカン:シティオブゴッズ』、『ザ・マインド』、『西フランク王国の建築家』、『クアックザルバー』、『ウィングスパン』は日本語版が流通している。

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『アグリコラ:ブーブルクスデッキ』日本語版、1月中旬発売

agricolabdeckJ.jpgホビージャパンは1月中旬、『アグリコラ:ブーブルクスデッキ(Agricola: Bubulcus Deck)』を発売する。ゲームデザイン・U.ローゼンベルク、イラスト・K.フランツ、1~6人用、12歳以上、プレイ人数×30分、1800円(税別)。プレイするためには『アグリコラ:リバイズドエディション』が必要。
2016年にリニューアルしされた『アグリコラ』に120枚のカードを追加する拡張セット。今年3月に発売された『アルティフェクスデッキ(Artifex Deck)』に続く第2弾となる。デッキ名はラテン語で「牧夫」の意味。オリジナルは2018年秋に発売された。
レンガを得て改築ができる「裕福な生活」、木材の累積スペースを使うたびに牧場を作れる「工作台」、農場拡充か大きい進歩の両方を一度にできる「大規模農家」、品物がたくさんあるのに使わないと野菜をもらえる「軟弱者」など、多彩な効果があり、戦略と楽しさを大きく広げる。
カードにはデッキ名のイニシャルを取って「B」と記されているが、このデッキだけでも、ほかのデッキと混ぜてもプレイできる。
内容物 カード120枚(小さい進歩60枚、職業60枚)