2019年のボードゲーム各賞受賞
言及回数は以下の通り。昨年は『アズール』が22回と席巻したが、今年はゴールデンギーク賞に多選された『ルート』が11回で最多となっている(昨年の『グルームヘイヴン』のポジション)。また昨年も5回以上言及された『ザ・マインド』が今年ドイツ語圏外でも評価され、通算で15回になった。一方、今年の話題作『ウィングスパン』は英語圏で評価されず回数が伸びていない。
- ルート 12回
- テオティワカン:シティオブゴッズ 11回
- ブラス・バーミンガム、クロニクル・オブ・クライム、キーフォージ 8回
- ザ・マインド、西フランク王国の建築家、ジャストワン 7回
- ディテクティブ、ウィングスパン、クアックザルバー 、アンダーウォーターシティーズ、コインブラ 6回
- エバーデール、ニュートン 5回
『ルート』日本語版は現在版元品切れ中。『ブラス・バーミンガム』、『テオティワカン:シティオブゴッズ』、『ザ・マインド』、『西フランク王国の建築家』、『クアックザルバー』、『ウィングスパン』は日本語版が流通している。
『アグリコラ:ブーブルクスデッキ』日本語版、1月中旬発売
2016年にリニューアルしされた『アグリコラ』に120枚のカードを追加する拡張セット。今年3月に発売された『アルティフェクスデッキ(Artifex Deck)』に続く第2弾となる。デッキ名はラテン語で「牧夫」の意味。オリジナルは2018年秋に発売された。
レンガを得て改築ができる「裕福な生活」、木材の累積スペースを使うたびに牧場を作れる「工作台」、農場拡充か大きい進歩の両方を一度にできる「大規模農家」、品物がたくさんあるのに使わないと野菜をもらえる「軟弱者」など、多彩な効果があり、戦略と楽しさを大きく広げる。
カードにはデッキ名のイニシャルを取って「B」と記されているが、このデッキだけでも、ほかのデッキと混ぜてもプレイできる。
内容物 カード120枚(小さい進歩60枚、職業60枚)