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ボードゲームカフェで現代美術の映像展示、山形酒田

山形・酒田のボードゲームカフェ&バー「Chez Pierre(シェ・ピエール)」は10月13日から27日まで、ボードゲームをテーマにした映像「白黒つけられないボードゲームシリーズ」の上映展示を店内で行う。入場無料。

地元出身の現代美術家うしお氏は昨年夏、東京都現代美術館での展覧会『あそび のじかん』に参加し、大規模な体験型インスタレーション作品を展示し、『美術手帖』2020年8月号の「アナログゲームから読み解くアーティストたちの実践」で紹介されるなど、現代美術の分野において意欲的な活動を続けている。
その代表作から今回上映されるのは、オセロを白黒半々のコマにし、アイマスクをしてプレイする《Where Are You?》(2016)、1945年8月6日、広島の原爆投下で吹き飛ばされた本因坊戦の局面を影で表現した《Continue? Yes.》(2014)、チェスが熱によって滑り、溶け合う《やもめ男と美女のチェス》(2013)の3作品。
メインスクリーンと、タブレット端末の2箇所で同時に上映を行う。あわせて、期間中の来場者に数量限定のノベルティも用意される。
「シェ・ピエール」は今年7月にオープンした異色のボードゲームカフェ&バー。当サイトの訪問レポートはこちら
酒田市二番町のボードゲームカフェ&バー「Chez Pierre(シェ・ピエール)」で現代美術家うしお氏によるボードゲームがテーマの作品上映展示のお知らせ

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最適な生態系は……『エコス ~原初の大地~』日本語版、11月12日発売

アークライトゲームズは11月12日、『エコス ~原初の大地~(Ecos: First Continent)』日本語版を発売する。ゲームデザイン・J.D.クレア、イラスト・S.ミラモン&M.パケット、2~6人、14歳以上、45~75分、8000円(税別)。
オリジナルはAEG(アメリカ)から2019年に発売された。原初の地球で生態系をつくり上げるタイル配置ゲーム。先日発表された今年のオリジンズ賞でベストボードゲーム部門にノミネートされている。作者には『スペースベース』『ミスティックベール』『カスタムヒーローズ』などの作品がある。
中央に4枚の六角形タイルを並べ、各プレイヤーは手札から3枚のカードをアクティブにしてスタート。毎ラウンド、親プレイヤーがバッグからエレメントトークンを引き、そこで出てきたエレメントを利用して各プレイヤーはカードをプレイしたり、カードの効果を発動させたりする。同時進行で行動するため、ゲームのテンポがよい。
カードの効果によって新しいタイルを配置したり、タイルに山岳や森林を作ったり、動物トークンを置いたりし、パターンマッチングによって得点する。誰かが80点を越えたらゲーム終了で、最高得点を上げたプレイヤーが勝利する。
カードは105枚あって全てユニーク。遊ぶたびに展開や戦術が大きく変わる。使用できないエレメントはエネルギーに変換したり、手札に追加したりすることができ、カードと盤上の行く末をよく見た戦略が問われる。
重量感のあるエレメントトークン、組み立て式のトークンケースとキューブ箱、102個の動物トークンと豪華なコンポーネントも見もの。ゲーム終了時にはどんな世界ができあがるだろうか?
内容物:カード 105枚、山岳トークン 15個、地形タイル 75枚、元力キューブ 66個、キューブ箱 1個、動物トークン 102個、トークンケース 2個、得点マーカー 6個、得点ボード 1枚、森林トークン 25個、ダイヤルトークン 6個、エレメントトークン 40個、袋 1枚、ルール説明書 1冊(※カードサイズ 80mm×80mm)
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